シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

御利益

 

 

 

下の子供が志望校(高校)に合格した。上の子の時も定員が少ない学校でヒヤヒヤしたけどどうにか合格出来て、下の子供も定員が少なめな学校なのに微妙な学力+家でものんびりとスマホ三昧でヒヤヒヤしたんだけど、もしかしたら能郷白山の参拝が効いたのか?凄い御利益が有るのか?

結局は本人(子供)の実力だろうし、それが運だとしても本人の運次第だろうけど、願掛けっていうのはこういう事なのかもしれない、と思った。「勉強しなさい」って言うのはちょっと違うかな。それで本人のモチベーションが上がるとは思えないから。僕がしてあげられる事はあんまり無くて、だからせめて願掛けに山行こうか、と。一石二鳥というのも利点ではあるんだけれど、それよりは僕が楽しく過ごさないといけないと思った。

 つまり、「大人ってすげー楽しいんだよ」って事を一番身近な僕が身をもって示さないといけない。大人になって所帯を持ち子供を育てるってのは、とても楽しくてハッピーなんだって。だから奥さんにきっつい事言われてもケンカしないし、週末は楽しく遊ぶ。「勉強しなさい」って言う言葉よりも、楽しく遊ぶお父さんの背中の方が説得力が有るんじゃないか。子供も中学生、高校生にもなればもう誤魔化しは効かない。理不尽な言葉には耳を貸さない。だから僕は本気で遊ばないといけない。楽しい大人の時間を過ごす為に、今ある程度勉強しておなかければいけないんだと納得させる為に。

さて、今度はお礼参りに登らないとな。

 

 

 

コウインヤノゴトシ

 

 

 

どうもおかしい。気のせいかと思ったんだけど、やっぱりおかしい。どう考えても忙しい。目まぐるしく日々が過ぎていく。今までも毎日慌ただしいなぁとは思ってた。でも時折ツムツムで暇つぶしするくらいの余裕は有ったんだ。ところがここ最近は本当に慌ただしい。

例えば仕事なら、以前は自分に与えられた目の前の仕事だけに集中していれば良かったのが、周りの人たちの事まで考えなければいけなくなった、という点では忙しくなるのも当然かもしれない。面倒くさい事務処理が増えたのは厄介だ。

またプライベートなら、今までは子供中心で自分のやりたい事は二の次にしてきたけれど、子供も大きくなってあまり手が掛からなくなってきたから自分のやりたい事をアレもコレもやろうとするから、しかも家族の事も全く放置という訳にはいかないから当然時間も無くなって忙しくなる。

だけど、朝起きてバタバタしていたら一日終わって、慌ただしくしてたから進んだかといえば何も進捗が無かったなんて感じで、どうも空回り気味。何だろうこれは。これは本当に忙しいんだろうか。忙しいんじゃなくて、僕の物事の進め方の手際が悪いからなんだろうか。それとも歳をくうとみんなこんな感覚になるんだろうか。

歳のせいで思考能力が低下して物事が進まない、という訳じゃない事を祈りたい。

 

 

 

 

 

種のキモチ/山田悠介

 

 

 

 

種のキモチ

種のキモチ

 

 19年間、義理の父から蔵に閉じ込められた女。飢えと渇き、そして暗闇に苦しみ続ける中ある新月の夜に身体に起こった“奇跡”がすべての悲劇の始まりだった―舞い上がった種が数々の悲劇を巻き起こす。鬼才・山田悠介の傑作ホラー。

★★☆☆☆

 

レビュー

文庫のあらすじを読んで面白そうだから読んだみた。

SFホラーの様な展開だけど、どれも今一歩な印象。ホラーとしてはドキドキハラハラ感は少ないし、ミステリーの要素も少ないし、結末も釈然としない。設定は面白かったんだけどな。もっと感情を揺さぶられて号泣する様な内容を期待してた。

短くて読みやすいので、作者が好きな人には良いかも。