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目指すのはジャンガリアンな生き様

ホンダ CT110ハンターカブ CDI交換

 

 

 

タダ同然で譲り受けたハンターカブだけど、エンジンが掛からない。スパークしないらしい。前オーナーは多分CDIが壊れてるんじゃないか、と言う。な訳で、CDI交換したいんだけど、前オーナーいわく純正部品は既に欠品らしい。12V化して適当な物付ければ良いんじゃない?って簡単に言うんだけどさ(ハンターカブは標準では電装が6V)。

CDIっていうのはスパークプラグに火花を飛ばす為の電気部品で、火花を飛ばす為の電気を作ったり、火花を飛ばすタイミングを取ったりしている。 サービスマニュアルが有れば良いんだけど、生憎そんな親切な物は無い。CDIのチェックの仕方も分からない。何か流用出来る物が無いかネットで調べてみても、12V化の情報は出てくるけどCDIの情報は出てこない。6Vから12Vにするに当たって、CDIの交換は必要ないみたいだ。

色々調べて、HONDAスペイシー125のCDIが使えそうな感じがする。本当なら社外品の新品に交換したいんだけど、無加工で取付出来る物が無い。加工(配線処理等)で失敗すると、CDIのトラブルなのか、加工の失敗なのか判断付かなくなってドツボにはまりそうな予感が。中古部品を使うのも信頼性に欠けるものの、ここは加工無しで使える部品を手に入れる。ちなみにスペイシー125でもJF02型でなければいけない。JF03はコネクタ形状が変わる。

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電装品は車体右側面のケースの中に有る。バッテリーを外すと、バッテリーステーの裏側にゴムクッションでCDIとウインカリレーが固定されている。

 

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取り外したバッテリー。端子ではなくてリード線引き出しだったり、6Vなのでセルが3つしかなくて変な感じ。バッテリーも新品にしたと聞いたんだけど、見るとバッテリー液が空っぽ。ん?バッテリーが悪いんじゃないの?液を補充して充電してみたけど、やっぱりスパークしない。バッテリーが完全に死んでしまった影響で回路に異常な電圧が掛かって電装品がパンクしたのかも。

 

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手に入れた中古のCDI。左の小さめなのがハンターカブのCDI、右のやや大きめなのがスペイシー125(JF02)のCDI。コネクタ形状が同じなので流用出来そう。

 

 スペイシーのCDIを取り付けてキックしてみたものの、やっぱりスパークしない。マジかよ・・・。ネットで電気回路図を探し出して調べてみたけど、ハンターカブとスペイシー125のCDIのコネクタ配線は同じなので、配線違いでダメな訳では無さそう。中古で信頼性が無いものの、他の要因っぽい。6VのCDIを12Vで使うのは良いけど、12VのCDIを6Vで使うのはダメなのかな。それともイグニッションコイルは壊れにくそうだけど、レギュレターも噛んでいるのでレギュレターも壊れちゃってるとか。一度干上がったバッテリーもかなり怪しいけど、新しい6Vバッテリーを買うのも何なので利便性も兼ねて12V可する事にした。レギュレターも12V用の変わるから、怪しい個所は一気に交換できるし。

 

今回の出費

HONDA スペイシー125 CDI(中古) 2000円

送料 520円

計 2520円

 

 

とりあえずエンジン掛かる所までは持っていきたいけど、他にも色々前途多難。

つづく。

 

 

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わらしべ長者 HONDA CT110 ハンターカブ

 

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会社で昼ご飯を食べていると、おじさんが「ことけけさん、良い物あげるよ」と話しかけてきた。ホンダのハンターカブをくれると言う。え?タダで?良いんですか?って聞くと、故障してエンジン掛からなくなったから新しいバイクを買ったと言う。で、処分するのも面倒だからあげる、と。どうも点火系のトラブルみたいで直せない事は無いみたい。

ハンターカブって言うのは普通の人には只の「古臭い変なカブ」にしか見えない本当に変なカブなんだけど、車で言うところの古いジムニーとか軽トラみたいなバイク。ライディングを楽しむというより作業用に近い物で、排気量を上げて未舗装の荒れ地を走れる様にサスペンションやマフラー等を変更したカブ。一部のマニアにはウケたんだけど一部にしかウケなかったので国内販売された車両は少なく、逆輸入車がメイン。とうに製造中止になった今でも人気は有るみたいなんだけど、性能をダート寄りに振ったとはいえ所詮走破性はカブでしかなくてオフロードバイクやトライアルバイクには遠く及ばず、カブと同じ遠心クラッチでは微妙な操作も出来ず、だから僕は自分で購入してまで乗りたいとは思わない。

結局、タダでは申し訳ないので税金とか自賠責の残り分で3千円払って貰ってきた。今持っているスーパーカブよりはパワー的に楽だろう程度の希望で。ハンターカブは110ccのエンジンだからパワー的には多少余裕が出来る。車体は見た目普通のカブと変わらないけど、一応エンジンのパワーアップに伴い構造を変更している。はず。一般的なスーパーカブのネックは非力で速度が出ないという点で、原付2種でも幹線道路は走りたくない。80km/h位で巡行出来れば楽なんだけど。ハンターカブなら80km/hは無理としても、75ccカブよりはマシなんじゃないか。

さして期待もしていなかったハンターカブなんだけど、修理するにあたりネットで情報を探してみると、なんじゃこれ。中古車で25~30万円もするやんけ。何でそんなに高いのか良く分からないけど、これはもしかしてわらしべ長者の藁なのか。

てな訳でどういう訳か僕の元に転がり込んできたハンターカブ。また修理するのかと思うと少しうんざりするものの、少し楽しみだったりもする。

 

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奥さんから「何?その郵便配達みたいなバイクは?」と言われた。まぁ興味が無い人から見たら変な郵便カブにしか見えないわな。

前オーナーがリヤボックスを外す為にキャリアを外した状態。サービスマニュアルもパーツリストも無く、電装は6V、CDIが壊れてるっぽいという事でしばらくは悩みそう。なるほど、「面倒くさいからあげる」という意味が分かる。ことけけにあげれば、登録も修理も整備も自分で何とかするから、後々面倒な事にはならないっていう事なんだろう。まぁタダ同然で貰えるんだから良いんだけど。

 

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走行距離は1万7千km。通勤に使っていたので汚れは有るものの、ガレージ(納屋)保管だから磨けば綺麗になりそうだし、構造がシンプルだから手入れはしやすい。メーターの文字盤には4速の守備範囲は90km/hまでと書かれている。ほんとかよ。コレで90km/hも出るんかいな?

 

 

 

子離れ

 

 

 

週末、子供がネットカフェでオンラインゲームがやりたいというので、子供二人連れてネットカフェに5時間くらい籠ってきた。2人で黙々とやってたから楽しいのかつまんないのか良く分からなかったけど、また行きたいと言うんだから楽しかったんだろう。

月曜日は急に仕事が休みになったので、家族で高山まで出かけてきた。途中で食事したり、雪が有る!寒い!雨やんけ!って言いながら散策したりしてきた。家族揃って遠くでに出掛けるのは久しぶりかもしれない。

子供ももう大きくなって、これからはバイトとか友達と遊んだりとか、家族揃って出掛ける事も少なくなっていくんだろうな、と一抹の寂しさを感じた。何だろう、この気持ちは。失恋とは違う虚無感。だけど子供が成長して自立していくのは喜ばしい事だし、そうしていかなければいけないんだ。だから、今のこの時間を楽しく過ごせたら良いと思った。家族で過ごした楽しい時間を、僕の胸に。子供の胸に。