シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

HONDA CT110 ハンターカブ マフラー修理と簡単モディファイ

 

 

 

とりあえずエンジン掛かったハンターカブ。でも他にも問題が。

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マフラーのエキパイ部分が腐食して折れそう。ハンターカブ特有の持病らしい。ヒートガードを固定している部分に石綿状のスペーサーが使われているんだけど、それが水分を吸って錆が進行するらしい。スペーサーの内側部分で進行するから気付いた時には穴が空いてるとか、そういう感じ。オーストラリアなら乾燥してるから錆びないのかもね。

 

 

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で、どうすんのよコレ。前オーナーはアルミテープでぐるぐる巻きにして無理やり使ってたみたいだけど、今にも折れそう。溶接修理するには薄肉と腐食、更にRがキツくてで難しい。新品買っても1万円くらいなんだけど、何とか安価に直せないものか。

 

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マフラー補修用パテで埋める。ただ、パテは乾燥後に硬化するので振動や衝撃で割れる。アルミメッシュで補強したけど、アルミメッシュごと割れる。

 

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な訳で、半割にしたパイプで外側から更に補強してみた。ここまで悪化したら、いっそぶった切って他車種のサイレンサーを移植するなどした方が面白いんじゃないかと。

 

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更にヒートガードの固定ビスが焼き付いて外れない。グラインダーで頭を削り取ってみたけど、微妙に奥まっていて削りにくい。ヒートガードやエキパイフランジのボルト&ナットは一度全部外して焼き付き防止剤を塗布して組み直した方が良い。いざ修理やメンテする段になって作業が非常に困難になる。

 

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全体に錆止め塗装して組み直す。耐久性は実際に走ってみないと分からない。ダメなら新品買わないといけないかも。錆が進行する前に対策しとくべき。ちなみに、ステンレス製の社外マフラーも売っているけど5万円くらいする。しかもほぼ同じデザインで。ステンレスは魅力的だけど、5万円出すならこんな感じのサイレンサーが欲しいな。

 

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ついでに、ちょいとモディファイというか加工しとく。サイレンサーエンドにディフューザー(排気口を絞る消音パイプ)がついてる。+ビス1本で固定されているだけなんだけど、ビスに点溶接してあってドライバーでは緩められない。

 

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点溶接をグラインダーで削るとビスが外せる。ビスを外すとディフューザーが引き抜ける。マフラー交換しなくてもちょいと図太い排気音になるし、戻したければビスで固定すれば良い。

 

 

まだちょくちょくモディファイの予定が有るんだけど、とりあえずナンバー取らないと。前オーナーと市町村が違うので、名義変更ではなく一旦廃車してから再度登録しなきゃいけない。役場手続きって会社員には時間的に難しいんだよね。

 

 

 

HONDA CT110 ハンターカブ ステータコイル(エキサイタコイル不良)

 

 

 

前回の続き

 もらったハンターカブ。スパークプラグに火花が飛ばなくてエンジンが掛からない。前オーナーはCDIの不良じゃない?と言うので代替CDIに替えてみたけどダメ。レギュレーターも関わってるっぽいから標準電装6V→12V化してレギュレーター等替えたけどダメ。回路図を元に調べたら、エキサイターコイルが断線していたのが原因。ところがそのコイルが欠品で部品が買えない。というのが前回までの経緯。

 まぁ費用対効果の問題で全く直せない訳じゃないだろう。そこでまず、知り合いの車屋さん経由でコイルの巻直し修理を依頼してみたけど、エキサイターコイルは導線が細過ぎて修理出来ないという返答。次にカブなら互換性有るコイルが有るんじゃないかとネットで探すも、有効な解決策が見つけられない。出来なくはないけどポン付け出来る様な物でも無くリスクが高い。色々ネットで情報を探している時に、「ハンターカブ専門店でコイルの巻直しをした」という記事を見付けて、そのショップに巻き直し出来るか問い合わせしてみた。すると「巻き直しは出来るけど、新品買った方が安いです」という返答。ん?欠品じゃないの?念の為自分でも純正部品の見積もりを取ってみたけど、やっぱり欠品。でも、そのショップでは購入可能だと言う。ベラボーな金額じゃないから、コイルを発注した。

 

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届いた新品のコイル。ちょっと心配だったけど、コネクタも配線も全く同じ。欠品なのに何故購入出来るのか分からないけど、「ホンダウイング店を何件か周れば購入出来ると思います」という事だったので、互換性の有る代替コイルが有るのかもしれない。プレスカブ(新聞配達カブ)のコイルは1万8千円、ネットオークションのデッドストック新品が2万円~だったので、最悪それ位の出費はやむを得ないかと思ってたんだけど、意外に安かった。

 

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カバーにコイルを取り付ける。コイルの修理手段で手間取っている間に、古いガスケットは取り除いておいたので後は組み付けるだけ。この際だからドライブシャフトのシールも替えておいた方が良いんだけどな。位置決めのノックピンと、ニュートラルスイッチの端子部にパッキンが有るので忘れない様に注意。

 

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ジェネレータカバーを組んだら、副減速機を組む。部品点数はそれほど多くないし収まる様にしか収まらないから特別難しくは無いけど、ちょっとした知恵の輪状態。アイドラーギヤ(向かって右)の両端には薄いワッシャが入っているので無くさない様に。ギヤの組み方が分からなくなっちゃったら、パーツリストを見て確認しよう。ギヤを組んだらこちらも新しいガスケットを使ってカバーを取り付ける。ジェネレーターカバーも副減速機カバーも+ネジだからトルク管理が難しい。思い切り締めれない。

 

新しいエンジンオイルを入れる。まともに走れるか分からないのと、修理前に抜いたオイルは泥水の様な状態だったからフラッシングのつもりであまり高価なオイルは入れずにすぐに交換する予定。バッテリーを繋いで、キックしてみるとスパークする様になった。CDI壊れてないやん。燃料コックをONにしてキックしてみると、エンジン掛かった。しばらく動かしてないからか、少々安定しない。キャブレターも一度OHした方が良いかも。

 

今回の出費

gasket left crank 11395-459-962 1210円

gasket sub trans 11693-459-961 360円

ステータコイル 部品番号不明 11600円

コイル送料 740円

エンジンオイル(1L) 700円

総計 14610円 

 

 

新品のコイルが手に入った事で、思いのほかすんなりと直せた。後は細かい整備と簡単なモディファイ。小排気量単気筒エンジンは耕運機みたいな排気音でのどかだ。自分で修理して動くと、何だか愛着がわいてくるというか、楽しいし嬉しい。なんだかんだと気に入ってるんじゃないか。

とはいえ、整備したり掃除したりして車体の細部を見ると、これはダートを走る様な車体じゃないよなぁと思う。オフロードに限って言えばTLRの方がよほどマシじゃないかと思う。あと、副減速機はかなり厄介な機構。ドライブスプロケットがシールされてるってどうなのよ。シールが傷めばオイル漏れるし、ドライブスプロケットはドライブシャフトに対して空回りする構造になっているから、エンジンオイルの管理はかなり重要だと思う。僕がもらった車両は幸い傷んでなかったけど、普通のカブのつもりでいい加減なオイル管理しない方が良い。ツーリングや足代わりに乗るなら、副減速機は無い方が良いと思う。それでも、車体はかなり軽い。どっこいしょ、と動かせる。林道で行き詰ったり、トレッキング的にバタバタして走るには適しているかも。

 

今回の一番の収穫は、ハンターカブで困ったらモノチリンドロに聞けば何とかなる、という事でしょうか。HPはちょっと分かりにくい。あちこちページ開くとそのうち連絡先が出てくる。

http://cilindro.jp/

 

 

 

HONDA CT110 ハンターカブ パーツリスト

 

 

 

バイクの修理、メンテナンスをするにあたり、純正部品を購入しなければならない機会はとても多い。バイク屋に全てお任せ出来れば良いけど、金が無い、身近に良いバイク屋が無い、という様な一般的な理由から、自分で触りたい、他人に触られたくない、ショップの若造より俺の方が整備スキルが上だ、なんどという少々アレな理由まで様々な意向が有るとは思うものの、ちょっとした純正部品1つ買う為にわざわざバイク屋にバイクを持ち込んで、というのは非常に面倒くさいし効率的じゃない。そこで、自分で純正部品を買って、自分で取付や整備を行いたいんだけど、当たり前だけど部品を購入する為には部品を特定しなければいけない。「〇〇というバイクの、XX辺りの、△△みたいな部品」というアバウトな注文の仕方では間違いが起こりやすいし、バイク屋も困る。バイク屋によっては部品だけ売ってくれなかったり、渋い顔されたりする所も有るし、その上そんなアバウトな頼み方では門前払いされかねない。そこで、「この部品」と的確に伝えられる様に、パーツリストから部品番号を探して、部品番号で注文する必要が有る。つまり自分のバイクのパーツリストを持っていれば部品の注文も間違いなく手早く出来るんだけど、今売られているバイクならともかく、既に製造中止になってかなり経過している車種とか、製造中止になった非常に数少ない車種とか、海外向けで国内販売してない車種とかだと、パーツリストを手に入れるのも厄介。ネットで探せば出てきたりするけど、運良く見つけても汚くてボロボロなのに非常に高額だったりする。正規の価格なら購入する気にもなるけど、プレミア価格でボロボロを買うのも何だか釈然としない。

僕は今まで所有してきたバイクは大体パーツリストは持っていた。行きつけのバイク屋も無く、整備する上では必須だから。今回ホンダのハンターカブを整備する事になってパーツリストを探してみたんだけど、非常に高額。何とかならないかな、誰か持ってないかな、と色々調べていたら、海外の部品注文サイトでリスト化されているのを見付けた。

www.cmsnl.com

 

 

 

 パっと見た感じでは部品図だけで部品番号が見当たらない。部品番号の調べ方を見てみる。

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パーツリストの一覧から、欲しい部品が載っている図をクリックする。すると拡大された図と、その下にそのページの部品一覧が表示される。今回はジェネレータカバーのガスケットが欲しいので、ジェネレータカバー周辺の図をクリックしてみる。でもこの時点では部品番号らしき物は出てこない。

 

 

 

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次に、部品図から目的の部品(ジェネレータカバーガスケット)を探し、図に表示された数字を確認。図の下に有る一覧から該当する番号を探す。今回は2番のgasket。そのテキスト部分をクリックすると詳細情報のページが開く。ProductNumberと書かれた所が部品番号になる。又は、moreinfoというテキストにマウスカーソルを当てるとポップアップ画面が出てくる。そこに純正部品の部品番号が書いてある(赤丸の部分)。

 

 

 

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ちなみに、壊れていたジェネレータコイル(部品名はステータ)を検索してみると、「ただ今購入する事が出来ません」的な文章が出てくる。海外でも欠品みたい。

 

 

 ヤマハの場合は部品番号にアルファベットが混在していたりするので、最初はこの数字が部品番号だという事に気付かなかったし、この番号が世界共通なのかも分からなかった。でも、わざわざ国内と海外で番号を分ける様な面倒くさいことはしないだろう。念の為に前オーナーがバイクを買った購入先に行って部品を売って貰って番号を確認してみたら、やっぱり同じだった。

gasket left crank 11395-459-962 1210円

gasket sub trans 11693-459-961 360円

 

 

今回バイク屋に出掛けて部品を頼むのに、1時間位待たされた。修理やメンテの合間にメカニックの人が対応するから。週末の昼過ぎで忙しかったんだろうけど、店に出掛けて、かなり待たされて、再び取りに行かなければいけないというのはとても面倒くさい。自分で調べれば5分で終わるのに。部品番号が分かれば待たされる事も無いし、金にならない客だとバイク屋に煙たがられる事も無い。ネットで購入できるから。

 

tamabuhin.amebaownd.com

ネットで購入できるサイトは沢山有ると思うけど、僕は以前から多摩部品販売を利用している。早くて丁寧な対応をしてくれる。部品番号を調べて、メールで注文するだけ。支払いは、銀行振り込み、クレジットカード、又は代引き。普通の部品なら結構早く届く。

 

日本製のバイクなのに、しかも製造中止になった古いバイクなのに、海外の方が部品図がデータ化されて誰でも閲覧出来る状態で購入も簡単に出来る様に整備されているってのはどうなのよ?と思う。バイク屋に出掛けて渋い顔されながら、「この部品ですか?」「いや違います。こっちです。」などという不毛なやり取りを経て購入しなければいけないって、いつの時代だよ。昭和かよ。バイクも車も日本メーカーは首位に位置付けているけど、ユーザーや取り巻く環境はお粗末極まりない。明るい未来の展望など全然イメージ出来ない。相当ヤバいんじゃないのかと思うんだけど。

とりあえず純正部品の購入に関しては何とかなりそう。

 

追記

その後もっと見やすいwebサイトみつけた。紙ベースのパーツリストと使い勝手は変わらないし、違う年式や仕様も検索出来てとても便利。

https://www.bike-parts-honda.com/honda/model/CT/110.html