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HONDA CT110 ハンターカブ ナンバー取得

 

 

 

もらったホンダのハンターカブ。とりあえず動く状態まで持って行ったけど、実際に走るにはやらなければいけない事がある。名義変更とナンバーを取らなければいけない。

ハンターカブは排気量が110cc(正確には105cc)なので、原付2種に該当する。原付バイクは市町村の管轄になる。前オーナーと自分が同じ市町村なら役場に行って名義変更するだけで済むんだけど、生憎違う市町村になる。それで、次の手続きをしなきゃいけない。

 

1)前オーナー住所の役場に行って廃車手続き(ナンバー返納)

必要な物:前オーナーの認印

手続きの際に「廃車証明書」を発行してもらう必要が有る。

 

2)自分の住所の役場に行って登録手続き(ナンバー取得)

必要な物:自分の認印 前オーナーの認印(委任状に必要)

 

廃車手続きも登録手続きも書類の記載は難しくない。手元に登録書(車検証の様なもの)が有るはずなのでそれに記載されている事を書けば良いし、分からない所は役場の人が教えてくれる。「廃車証明書」は、新たにナンバーを取る際に必要になる。完全に廃車にして捨ててしまうなら必要無いけど、後から誰かが「欲しい」と言い出しても困るので一応取っておいた方が良いかと思う。

登録する役場ではネット上に登録用紙と記入例がPDFでダウンロード出来る様になっていて、それを印刷して記入しておく事で役場窓口での作業と間違いが減らせる。廃車する役場ではダウンロード出来なかったので、手続きをする役場によって異なる。登録用紙には「型式認定番号」を記載する欄が有るんだけど、ハンターカブには認定番号が見当たらず(逆輸入車だから?)記入出来なかった。でも特に問題なく手続き出来て空欄のままだった。委任状は本来前オーナーが書かなければいけないんだけど、同じ筆跡でも特に何も言われない。まぁバイク屋さんとかも自分で書いてるんだろうし。

手続きは簡単なんだけど、問題なのは役場の窓口が開いている時間。廃車する役場は18時半まで開いていたので仕事終わりに寄る事が出来たけど、登録する役場の窓口は8:30~17:15なので、仕事帰りではとても間に合わない。休日も支所で一部の手続きをやってはいるけど、原付バイクの登録は休日はやってないみたいだ。バイクを買えばお店がやってくれるけど、自分でやるにはこれ困るな。ネットで登録まで出来ると便利なんだけど。

原付はバイク屋や自転車屋で買うだけでなく、人に譲ってもらったりするケースが多々有るだろうし、役場の手続きもそういう素人相手に慣れている様だった。よほど横暴な態度でなければ大抵丁寧に対応してくれると思う。

原付バイクには環境面でも道路事情でも厳しい状況で、周りのドライバーに殺されると思って運転しなきゃいけない。原付2種なら幾分楽にはなるから足に使うには便利かな。車のドライバーももっと寛容になってくれればいいのに。

 

 

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ピンクナンバーの原付は意外に速い。遅いならともかく、無意味に煽らないで欲しい。

 

 

 

ドルンドルン

 

 

 

ネットで「旦那がドルンドルンうるさい車を買ってきた」という記事を見掛けた。

anond.hatelabo.jp

ドルンドルンって何だ?フォード・マスタングとか、シボレー・カマロとか?って思って読んでみると、想像の斜め上を行く車で笑えた。まさかその車とは。そりゃ奥さん怒るわ。でも、そういう選択肢を選ぶ人が居る事が少し嬉しい。最初はネタかと思ったら、「家族会議が~」とか追記が有ったのでマジで買ったらしい。

先日飲み会の席で車の話になって、つまらない仕事の話されるよりはずっとマシなんだけど、それにしてもどうにもつまらなかった。最新の自動運転の凄さとか、ハイブリッドシステムの話とか、それは確かに凄いアイテムで興味はあるけど、それに対して「良いね。凄いね。」で終わってしまっているのがいたたまれない。ハイブリッドにしてもオートマチックにしても、メリットが有ればデメリットも有るし、そういうシステムの長所を生かしつつ短所を補うような操作の仕方考えたり実践しようとする人など一人も居ない。ただエンジンを掛けてアクセルを踏むだけ。例えATだろうがCVTだろうが、運転する人の意識や技量でフィーリングは全然違う。MTは運転する人の技量が顕著に表れるけど、ATだって扱い方で全く変わる。機械が自動でやってくれる分、ドライバーには余裕が生まれるはずなのに、その余裕の分より高い次元に持って行こうとする人が居ない。むしろ何も付いていない三菱ジープとかケータハム・Super7とか面白そうだよね、って言って食いついてくる人は居なくて、僕は「へぇ、凄いですね」って適当に相槌を打つしかなかった。

Super7は面白そうだ。何もついてない。屋根すらない。何もドライバーを補助してくれないけど、その代わりにドライバーの操作にダイレクトに応える。1つの理想形だと思う。ただ、余りにも究極過ぎて家族の同意は絶対に得られない。かといって「老後に」なんて悠長な事は言っていられない。スパルタンなドライブフィールは老体には酷過ぎるし、環境問題で乗れなくなる可能性も無きにしもあらず。でもコレではバイクと変わらないよな。

極限までプリミティブなSuper7か、利便性とパフォーマンスをかろうじて両立させているロータスエリーゼ辺りがとても惹かれるんだけど、現実的に考えたら今の状況で僕が乗れる一番面白いのが日産マーチの中古、というところなんだと思う。それは悲観するという事ではなくて、いくら安くてもマイカーにMTを選ばせてくれた奥さんには感謝したい。

 

 

HONDA CT110 ハンターカブ マフラー修理と簡単モディファイ

 

 

 

とりあえずエンジン掛かったハンターカブ。でも他にも問題が。

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マフラーのエキパイ部分が腐食して折れそう。ハンターカブ特有の持病らしい。ヒートガードを固定している部分に石綿状のスペーサーが使われているんだけど、それが水分を吸って錆が進行するらしい。スペーサーの内側部分で進行するから気付いた時には穴が空いてるとか、そういう感じ。オーストラリアなら乾燥してるから錆びないのかもね。

 

 

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で、どうすんのよコレ。前オーナーはアルミテープでぐるぐる巻きにして無理やり使ってたみたいだけど、今にも折れそう。溶接修理するには薄肉と腐食、更にRがキツくてで難しい。新品買っても1万円くらいなんだけど、何とか安価に直せないものか。

 

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マフラー補修用パテで埋める。ただ、パテは乾燥後に硬化するので振動や衝撃で割れる。アルミメッシュで補強したけど、アルミメッシュごと割れる。

 

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な訳で、半割にしたパイプで外側から更に補強してみた。ここまで悪化したら、いっそぶった切って他車種のサイレンサーを移植するなどした方が面白いんじゃないかと。

 

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更にヒートガードの固定ビスが焼き付いて外れない。グラインダーで頭を削り取ってみたけど、微妙に奥まっていて削りにくい。ヒートガードやエキパイフランジのボルト&ナットは一度全部外して焼き付き防止剤を塗布して組み直した方が良い。いざ修理やメンテする段になって作業が非常に困難になる。

 

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全体に錆止め塗装して組み直す。耐久性は実際に走ってみないと分からない。ダメなら新品買わないといけないかも。錆が進行する前に対策しとくべき。ちなみに、ステンレス製の社外マフラーも売っているけど5万円くらいする。しかもほぼ同じデザインで。ステンレスは魅力的だけど、5万円出すならこんな感じのサイレンサーが欲しいな。

 

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ついでに、ちょいとモディファイというか加工しとく。サイレンサーエンドにディフューザー(排気口を絞る消音パイプ)がついてる。+ビス1本で固定されているだけなんだけど、ビスに点溶接してあってドライバーでは緩められない。

 

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点溶接をグラインダーで削るとビスが外せる。ビスを外すとディフューザーが引き抜ける。マフラー交換しなくてもちょいと図太い排気音になるし、戻したければビスで固定すれば良い。

 

 

まだちょくちょくモディファイの予定が有るんだけど、とりあえずナンバー取らないと。前オーナーと市町村が違うので、名義変更ではなく一旦廃車してから再度登録しなきゃいけない。役場手続きって会社員には時間的に難しいんだよね。