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目指すのはジャンガリアンな生き様

モンベル ランドナーパック22

 

 

 

先日ザックを買いました。モンベルランドナーパック22。旧モデルの中古美品。汚れや傷が見受けられないので、ほぼ新古に近い状態。何でまた22リットルという中途半端な容量のザックの中古を買ったのかというと、通勤に使いたかったから。昨年買ったグリベルのザックは秀逸でカッコイイんだけど、いかんせん小さ過ぎた。その反省を踏まえて20リットル。ニューモデルでもないし特筆する様な機能も無いザックなので記事を上げる事に意味が有るのかとても微妙なんだけど、基本的な構造は現行と変わらないし、サイズ感も含めて書き留めておく。ちなみにグリベルはツーリングで使ってる。荷物少なければ秀逸。

 

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10~20クラスも多種多様なザックが売っているんだけど、良い物は高価になるし、通勤に使う為に高価なザックや特殊なザックを買うのも微妙だし、いろいろ考えあぐねた結果がモンベルの中古。面白みは無いけど、ランドナー22は新品だと1万円を超える製品なので作りや性能は安物デイバッグとは一線を画す。

元々ランドナーパックは冬のバックカントリーでの使用を想定しているザックで、スキーやスノボを簡単に固定出来るようにベルトやバックルが装備されているんだけど、それよりも丈夫な生地が使われている点がポイント。小容量ザックの場合軽量化を進めて非常に薄い生地を使っているザックが多い。その点ランドナーパックは厚手で丈夫な生地を使っている分過酷な環境下でも安心して使える。その分重くなるけど、バイクで使うなら大した重さじゃない。オレンジ色はタウンユースでは派手だけど、バイクで使うにしろ山で使うにしろ視認性が良いのは利点でもある。

 

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バックパネルの質感も程よい。中容量~大容量ザックの様にフレームは無いけど、20リットルという容量なら充分しっかりしている。夏場は少々暑苦しいかもしれないけど、街用のデイバッグよりは随分マシ。冬用ギヤを背負う事を想定しているせいかヒップベルト(腰回りのベルト)がかなりしっかりしている。小容量のバックパックでこれほどしっかりしている製品はほとんどない。オフロード走行などで激しく動いても身体にフィットさせられる。ヒップベルトには小物入れ付き。

 

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ランドナーパックはファスナーで開閉する縦割りの2気室構造になっている。メインはバックパネル側(背負う側)。スキーやスノボ等をくくり付けた状態でも開閉しやすい様にしてあるんだろう。通常の登山用ザックの様な袋状だと物の出し入れが面倒くさいんだけど、ファスナーで大きく開くので僕の使用用途には最適。ファスナーは4個ついていて、上から開けたりサイドから開けたり自由自在。

 

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もう1つの外側のコンパートメント。小物を収納する内ポケットと、ギヤ類を固定するループが有る。こちらもファスナーで大きく開くけど、スノボを固定するベルト(兼コンプレッションベルト)が邪魔で若干開閉しにくい。

 

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ランドナーパックの最大の特徴であるスノーギヤを固定するベルト&バックル。簡単にスキーやスノボを固定出来る仕組みだけど、一般的な用途ではあんまり恩恵が無い。僕はU字ロックをくくり付けたりしてる。

 

容量は22リットルだけど、グリベルでの失敗(表記12ℓで実質5ℓ程度)も有るし鵜呑みにしちゃいけない。試しに2リットルのペットボトルを入れてみると、メインに3本。高さが有るので上に余裕が有るから、メインで8リットルくらいか。外側のコンパートメントに2~3本くらい。感覚的には15リットル前後といった印象。狙い通りの大きさで通勤の用途では丁度良い。ハイキング程度の登山でも丁度良いかも。

容量が中途半端、ゴツくて重い、ベルト&バックルが邪魔、他に比べると高価、コレ買うなら他にもっと良い物が・・・と、ハイキング用やタウンユースのデイバッグとして考えるとほとんどメリットが無い。バックカントリーにしても22リットルは微妙な容量。ただ特性を理解して、しかも安価に手に入れる事が出来れば大きなメリットになる。かもしれない。これ位の容量のザックが1つ有ると便利だけど、何だかザックだらけになってきたというのもお約束。

 

追記

通勤やハイキングレベルの登山、林道ツーリング等に活用してきた。程よい容量と大きく開く開口部は使い勝手が良い。その後、子供がノートPCを運ぶ時に肩が痛いというのでランドナーパックを譲った。このサイズのバックパックを探してみると、ランドナーパックがいかに秀逸かが改めて分かる。この容量のザックで、しっかりと背負えるショルダーハーネス(背負うベルト)とヒップベルト(ウエストベルト)、丈夫な本体素材、大きく開く開口部を備えている物はほとんど無い。無いという事はその様な需要が少ないのだろうけど、しっかり背負えてハードに使えるザックが欲しいなら良い製品だと思う。

能郷白山 無雪期 能郷谷から

 

 

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

2017年6月11日(日)晴れ
能郷白山に能郷谷から登る

 

 

06:20 林道ゲート

07:25 登山口

09:40 前山

11:00 能郷白山山頂

 登り所要時間4時間40分

12:15 前山

13:40 登山口

14:35 林道ゲート

 

 

駐車場発〜駐車場着 16.7km(内林道7.0km) 10時間10分(休憩含む)
駐車場標高:377m 最高点:1617m 標高差:1240m 累積標高登り:1373m
道中の飲料水 2.0L(お茶2.0L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー(未着用) ソフトシェル(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄手)
靴 キャラバン C2-02 
他 グローブ 鈴

 

 

週末に時間が出来たので出掛ける。白山に登りたかったんだけど、岐阜県側の林道は通行止めになっている。最近ジョギングもサボっているので、運動がてら能郷白山に登る。3月に願掛けで登っているのでお礼参りも兼ねて。

 

 

アクセス

能郷谷までは、国道157号線を北上、黒津口バス停の三叉路を左、道なりに林道終点まで進む。ゲート前に5、6台停められる空地が有る。作業の車が出入りするのでゲート前には停めないように。

 

ルート

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今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。

能郷谷から能郷白山を目指す。林道のゲートから登山口まで片道3.5kmくらい林道を歩く。積雪期に比べたら随分と距離が短縮されるけど、それでも往復16kmくらい歩いている。急登も有りかなりタフなルート。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

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林道を歩いて登山口。看板脇を抜けて渡渉。

 

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問題の渡渉ポイント。水量は普通でさほど困難ではなかった。

 

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渡渉を過ぎるとしばらく急登が続く。以前6月頃に歩いた時は笹薮の露でずぶ濡れになってテンションがた落ちだったんだけど、綺麗に刈り払われてる。まるでハイキングコースの様。有難い。

 

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看板も新しくなってる。

 

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前山に向かうルート。気持ちいい。

 

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前山を過ぎると能郷白山が見える。前山までは結構な斜面を登るけど、前山を過ぎると急登も無くハイキング気分。

 

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能郷白山に向かう最後の登り。久しぶりに無雪期に来た。

 

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山頂直下に雪渓のなごり。温水峠からの登山者が多い。

 

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能郷白山山頂。ゆるゆる歩いてきたのでペースは遅い。山頂には綺麗な標識が立てられていて、周囲を刈り払われていて眺望が良くなっていた。雪をたたえた白山が見える。

 

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ほこら付近も登山者多い。軽く食事して下る。

 

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前山に向かう尾根道も良いね。

 

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湿度が低くて日陰は涼しかった。ハイキング気分。

 

 

 ルート

能郷白山 能郷谷

能郷白山岐阜県側(南側)から登るルート。序盤に林道歩きが有る事と、中間地点の前山までは急登が有る事、距離が長く時間が掛かる事などから歩く人は多くない。その分静かに歩ける。前山からは能郷白山を眺めながら歩ける。今回は笹が刈り払われていてとても歩きやすかった。

 

参考

能郷白山の過去の山行記録

 

 

感想

もう幾度か歩いているので特に新鮮味も無いんだけど、笹薮で濡れることなく楽しく歩けた。山頂付近は登山者多いけど、ほとんどが温水峠からの人達なので道中はとても静かだ。良い天気で、良い運動にはなった。

 

 

 

HONDA CT110 ハンターカブ テールランプ交換

 

 

 

とりあえず走行するに当たり問題は無くなったハンターカブ。このままでも特に問題は無いんだけど、異様に大きくて野暮ったいテールランプを交換する。

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普通のカブのテールランプはもっと小振りで、デザイン的にもカブっぽくて気にならなかったんだけど、ハンターカブのテールランプでかっ!ウインカーもでかっ!視認性が良いと言えば良いんだろうけど。走行性能には全く影響しない個所なので、モディファイするのも微妙なパーツ。

 

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とりあえず外してみよう。と思ったら外れない。テールランプの固定は、テールランプの黒いプラスチック部分にナットが圧入してあって、外側からベースにM5のボルトで固定されている。ボルト2本を緩めれば外せるはずなんだけど、圧入してあるナットが供回りして緩められない。黒いプラスチックの中でナットが回転してしまう。いきなり頓挫だよ。どうすんだよコレ。ちなみにテールレンズ(赤色半透明のプラスチック)を固定するのは3本のタッピングビス(先端がドリルみたいなネジ)なので、締め過ぎるとバカになって効かなくなる。1本バカになっていた。

 

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仕方が無いので、M5のボルトの頭(六角部分)をグラインダーで削る。削る時の熱で圧入してあったナットも取れた。ボルト&ナットにすれば、ノーマルのテールランプも固定できる。配線はブラケットの中に押し込まれている。

 

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500円で落札した中古のテールランプ。ノーマルのどデカいテールランプからすると、随分スッキリする。アルミのナンバーブラケットもついていたけど、ノーマルのブラケットを外すとウインカーが固定できなくなるのでテールランプだけアダプタを作って流用する。ブレーキ/テール/アースの配線のみなので、別にどんなテールでも使えない事は無い。カブのテールランプを流用すると違和感無くて良いんだけど、安かったし比較的綺麗だったのでコレにしといた。

ウインカーも小振りな物に交換すると尚良いんだろうけど、ウインカー替えてどうなるものでも無いし、よほど金と時間が余ったら考えるかも。

 

 

今回の出費

テールランプ(中古) 500円

送料 500円

配線圧着端子 在庫

アダプター加工 0円

計 1000円

 

 

普通に使える様になったので、一度良いオイルに替えておきたい。後はトリップメーターかな。ガソリン残量が分からないので困る。