シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

空木岳 伊奈川ダムから南駒ケ岳周回

 

 

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

2017年9月3日(土)晴れ
空木岳~南駒ケ岳に伊奈川から登る

 

 

05:15 伊奈川 無風 14℃

06:50 うさぎ平 無風 10℃

07:45 吊り橋 無風 10℃

10:35 木曽殿山荘 無風 17℃

11:55 空木岳 そよ風 13℃

 登り所要時間 6時間40分

13:00 赤椰岳 弱風 12℃

13:40 南駒ヶ岳 微風 10℃

16:45 登山口 無風 14℃

 下山所要時間 3時間5分

17:35 伊奈川 無風 15℃

 

 

駐車場発〜駐車場着 24.0km(内林道6.2km+4.2km) 8時間10分(休憩含む)
駐車場標高:1124m 最高点:2864m 標高差:1740m 累積標高登り:2440m
道中の飲料水 3.1L(お茶2.6L ジュース0.5L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー(未着用) ソフトシェル(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄手)
靴  DOLOMITE CONDOR CROSS GTX
他 グローブ 帽子 サングラス

 

 

アクセス

岐阜方面からだと国道19号を北上し、道の駅大桑を通過、JR中央本線大桑駅を過ぎた辺りで右折(大桑中学校)、伊奈川を遡って林道を進んで伊奈川ダムへ。国道から伊奈川ダム林道まではもう少し分かりやすい道が有るかもしれない。林道は普通乗用車で充分通れる道。駐車場は20台ほど。1段下の第二駐車場?も広くてかなりの台数が停められる。


 

ルート

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伊奈川ダムの少し先に有る駐車場を基点に空木岳に登る。そのまま稜線伝いに南駒ケ岳に向かって下山する周回ルート。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

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AM3時頃に着いて仮眠する。今回は毛布持ってきたから大丈夫。車はほどほどで思っていたより多くない。行程が長いので、明るくなった5時過ぎにスタート。

 

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駐車場のすぐ先にゲート。突き当りを左に行くと空木岳方面。右に行くと越百山、南駒ヶ岳方面。

 

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林道は普通乗用車でも走れそうな整備された道路。しばらく進むと渡渉。浅いけど結構水量が有ってそのまま突っ切っては通れない。岩が置いてあるので渡るのは難しくない。

 

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林道分岐。空木岳は右に曲がって登る。

 

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うさぎ平。林道6km歩いてやっと登山口。登山口まで1時間半・・・(-"-)

 

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スタートから2時間半、登山口(うさぎ平)から1時間弱で吊り橋。ここからが本番。

 

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尾根を進む。地味にキツい。熊鈴の音が聞こえたんだけど、前にも後ろにも人が居ない。

 

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1つ目の水場。水量は少な目だけど一応出ている。登山者は登る人も下る人も全く見掛けない。

 

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終盤、尾根をトラバース気味に進む。わりと落っこちそうな感じ。同じルートを歩くソロの青年が追いついてきた。彼は熊鈴鳴らしてないらしい。結構明確に聞こえたんだけどな。昼間から心霊現象かしら。

 

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2つ目の水場を過ぎると空木岳の岩稜が見えた。壮観。

 

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空木岳と東川岳のコルに木曽殿山荘が有る。

 

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山荘のベンチで軽く休憩して空木岳へ。ここまで来ると登山者をちらほら見掛けるけど、それほど多くない。トレランの人も居る。

 

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眼下に休憩した木曽殿山荘。

 

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気持ちいい岩稜。この辺りは難易度高くない。

 

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岩場に取り付き。赤ペンキのマーキングが有る。下から見た印象程難しくはない。

 

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岩場を進む。ソロのおじさんに追いついた。この先は鎖場等有って少々難易度が上がる。

 

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岩場を抜けて山頂かと思ったら、まだ向こうだった。ガスが掛かっている様に見えるのは噴き上げてくる雲。

 

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空木岳山頂。スタートから6時間40分。長丁場なのでオーバーペースにならない様に歩いてきたけど、6時間位を目安にしていたのでちょっと掛かり過ぎだったかもしれない。

 

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山頂から駒ヶ根方面。こちらのルートは登山者比較的多め。開放的で良い眺めのルート。

 

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まだ先が長いので食事して南駒ヶ岳方面に向かう。まずは手前の赤椰(あかなぎ)岳へ。気持ち良い稜線歩き。

 

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途中で縦走する登山者とすれ違う。団体かと思ったら、5人くらいの熟年パーティ、ペア、ソロの女性だった。昨日は越百小屋、今日は木曽殿山荘泊ると言っていた。好天の週末満喫で良いね。

 

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赤椰岳へ。アルプスらしい素晴らしい稜線を満喫。前半ペースを抑えた為か、あまりキツくない。それでも標高2700m超。登りは息が上がる。

 

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赤椰岳。空木岳から1時間くらい。ガスって歩いてきた稜線が見えない。

 

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駒ヶ岳に向かう。今回もガスって見えない。

 

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緑の中に赤い屋根の小屋が見える。摺鉢窪避難小屋。良い雰囲気だけど人気が無くてちょっと怖い(>_<)

 

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岩場を登って南駒ヶ岳。山頂に向かう岩場はルートを間違えやすい。前回も間違えたけど、間違える人が多くてトレース着いちゃっているから余計に間違えやすい。登れない事は無いけど、マーキングが無い場合は間違えていると思った方が良い。南駒ヶ岳から空木岳に向かう場合は下りになるので間違えないと思う。

 

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駒ヶ岳からの下山ルートも分かりにくい。方向感覚が狂って違う方角に進みそう。ルート入口は岩の左手方向。赤ペンキのマーキングが有るけど、どう見ても下山口には見えないので最初は戸惑う。マーキングに従って岩を越えて行く。

 

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なかなかにアグレッシヴなルート。岩場は巻けないので左斜め上に乗り越えて行く(マーキング有り)。

 

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わずかな足掛かりで岩をトラバース。

 

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岩ゴロ、岩場、藪と、なかなかワイルド。

 

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歩いてきた尾根。どこがルート? 面白いけど歩きにくいので下りなのにペースが上がらない。

 

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岩は終わった。ハイマツの藪の尾根を下る。

 

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こんなに藪だったっけ?ルート間違えてないよな?って心配になるけど、尾根沿いなので間違えようがない。藪の高さは時折胸から顔辺りまでになる。歩きにくい。

 

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尾根から下ると歩きやすい明瞭なルートになる。んだけど、これが長い。変化に乏しい道を延々と2時間下る。

 

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延々下って登山口。林道に出た。

 

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林道に出てすぐの橋を渡ると林道が分岐している。真っすぐの登り気味の道が駐車場へ向かう道。下り気味の右の道は間違い。

 

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林道を4km強、1時間ほど歩いて駐車場。

 

 

ルート

伊奈川~空木岳

コースタイムは8時間くらい。日帰りで歩くなら相当健脚向き。序盤は6km強の林道を歩く。吊り橋を渡ってからが空木岳に向かう尾根の取り付きなので、吊り橋まではアプローチでしかない。ルートは長く、終盤にならないと眺望も得られないので、歩いている人は多くない。木曽殿山荘からは雰囲気が一気に変わって険しい岩稜になる。駒ヶ根からのルートとは全く違う印象で、壮大な山容は感動的で一見の価値あり。ヘルメットは有った方が良い。

 

空木岳~南駒ヶ岳

空木岳から南は登山者は少な目。ルートは比較的明瞭なものの、視界が悪いと悩む個所が出てくるかもしれない。空木岳から南駒ヶ岳に向かう場合は、南駒ヶ岳山頂直下の岩場でルートを間違えやすいので注意。多少の岩場は有るものの、難易度は高くない。空木岳~南駒ヶ岳~越百山を日帰りで周回する人も居るけど、一般的には1泊から2泊で歩く行程になる。健脚な人のコースタイムは参考にならない。ルートの状況や難易度、所要時間は事前に充分確認する必要が有る。

 

駒ヶ岳~伊奈川

意外に難しいルート。明瞭で歩きやすいルートではないので、登りで使うにしろ下りで使うにしろ時間の管理は慎重に。ソロで不明瞭な道に慣れてない人は避けた方が無難。特に、下山で使う場合はまず下山口が分からない。マーキングに従って岩を越えて行けば良いんだけど、はっきりしたルートではないので戸惑う。大きな岩がごろごろした地点なのでルートが分かりにくい。岩を越えると鎖場やトラバース等、気が抜けないシチュエーションが連続する。岩場を抜けるとハイマツの藪。ルートが枝で覆われて見難い。足元が見えないので躓きや踏み外しに注意する必要が有る。終盤は明瞭で歩きやすいものの、標高差がかなり有るので嫌という程歩く事になる。意外にハードなのでヘルメットは有った方が良い。

 

 

感想

土曜日に出掛けられる事になって、良い機会だからジャンダルム(西穂高~奥穂高)に行きたかったんだけど、色々条件が悪くて断念した。前から機会を伺っていた空木岳に登る事にした。ハードな行程なので、翌日休めるのは都合が良い。中央アルプスの山並みは北や南アルプスに比べるとこじんまりしているけど、変化に富んだ山々がぎゅっと凝縮されているとも言える。頑張れば日帰りで縦走を満喫出来るし、自宅からのアクセスも悪くないので便利。

壮大な景観を見ると、もう感謝しかない。双六岳の時もそうだったけど、何だか無性にありがとうと言いたくなる。週末に独りで出掛けさせてくれる家族であるとか、周りの人たちであるとか、こういう経験・体験が出来る事に関してとか、何だかよく分からないけど、ありがとう。

ヘルメットが必要なのは空木岳山頂付近だけだから面倒くさくて持っていかなかったんだけど、空木岳以外に南駒ヶ岳付近でも有った方が無難なので持って行けばよかった。道中の登山者もヘルメット持っている人はちらほら見掛けたので、わりと浸透しているみたい。

 

 オマケ

帰りの高速道路のパーキングでトイレ休憩したら、ヒッチハイクしている若い男の子の二人組を見掛けた。「養老SAまで」と書かれていて、下りるICよりも微妙に先なんだけど乗せてあげる事にした。先日学生の男の子がヒッチハイクしているという記事をネットで見掛けて、今時そういう子も居るんだな。と思ってたんだけど、まさか自分が遭遇するとは思わなかった。若い子にとってヒッチハイクは貴重な経験になると思うけど、同時に乗せる側もまた良い経験をさせてもらっているんだと思った。おっさんの運転する狭苦しい車で、大して会話も盛り上げられなくて申し訳なかったけど。

 

 

参考

ameblo.jp

 

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ASUS Zenfone2 GPS感度不良を直す

 

 

ASUSのZenfone2というSIMフリースマホを使ってるんだけどね。

 

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最新の機種と比べると見劣りするスペックではあるけどヘビーユーザーではないので僕はこれで充分で、5.5インチの画面も慣れるともう小さな画面には戻れない。

でもちょっと困った事があってね、GPSの感度が非常に悪い。もともとZenfoneはGPSに難が有る様でユーザーレビューでも取りざたされているんだけど、僕のZenfone2も酷い。最近特に酷くなった感じがする。

 スマホをナビ替わりに使う事は無いし、GPSを全く拾わない訳でもないのでさして不便も感じなかったんだけど、「ポケモンGO plus」を使う様になってこれはちょっと酷過ぎて使えないって状況になった。ポケモンに遭遇してもほとんど逃げられる。ポケストップでもアイテムを取り損なう。どうもGPSをロストする事が原因みたいだ。試しに散歩しながらプレイしてみると、好天の日中に屋外を歩いているのにGPSをロストする。これはいくらなんでも異常だ。

これではロクに(ポケモンGOでは)使えないので、何とかしたい。購入当初にカバー裏にアルミテープを張り付けたりしたけど、効果はいま一つだった。もっと根本的な対処が必要だ。って事で調べて試した方法がGPSの端子の接触不良を直す、という方法。GPSのロストの根本的な原因とその解決方法がとても分かりやすく解説されている。

www.toma-g.net

本体カバー内の、そのまた内カバー内に爪状の端子が有る。これがGPSの受信に関わりが有るみたいだ。外カバーは工具無しで外せる。内カバーの固定もトクルスや特殊ネジではなく+ネジなので、普通の精密ドライバーで外せる。ただ、上記記事はZenfone2Laserで、Zenfone2じゃない。内部の詳細が違う。そこで、Zenfone2をバラす記事を参考にさせてもらう。とても分かりやすい。僕は最初カメラ横のビスを外し忘れていて、んーカバー外れねーって悩んでた。

www.magarisugi.net

 

 

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Zenfone2の外カバーを外す。爪で固定されているだけなので、簡単に外せる。

 

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精密ドライバーで内カバーのネジを外す。ボリュームボタン横の銀色のネジも外す。カメラレンズ右上の穴の中にもネジが有る(シールが貼ってあって見えない)。ネジを全て外したら内カバーを外す。SIMカードスロット付近は両面テープで固定されているので、カバーを破損させない様にテープでくっ付いている部分を持ち上げながら外す。内カバー内には爪状の端子が沢山あって、一体どれがGPSに関わるものなのか見当がつかない。ので全部爪を少し持ち上げて、内カバーの接触側も磨いておく。

 

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戻して電源入れてみると、GPSの感度がかなり良くなった。上手く行く保証も無く気まぐれで作業を始めてしまったので、作業前のGPS受信状態の写真を取り忘れた。作業前は衛星が1~2個で黄色だったのが、作業後は衛星9個で緑色。自宅屋内でこれだけ拾えば充分だろう。実際にポケモンGOをプレイしてもGPSのロストはしなくなった。

 

 今さらZenfone2もないだろうとは思うものの、かなりお手頃な値段で買えるのと、ヘビーユーザーでなければ不便も感じないし、画面も大きくて使いやすいので、格安SIMと組み合わせて安価に買っていじってみるのも良いかなと思う。接触不良が原因でハード的な問題では無さそうなので、ちょっと勿体ないところ。

 

 

 

白山 御前峰~剣ヶ峰 平瀬ルートから日帰りピストン

 

 

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

2017年8月27日(日)晴れ
白山に平瀬ルートから登る

 

 

05:25 白水湖 無風 8℃

07:05 避難小屋 無風 13℃

08:25 室堂 無風 14℃

09:15 御前峰 無風 17℃

 登り所要時間 3時間50分

10:00 剣ヶ峰 微風 15℃

11:10 室堂 無風 18℃

12:05 避難小屋 無風 18℃

13:35 白水湖 無風 22℃

 

 

駐車場発〜駐車場着 16.3km 8時間10分(休憩含む)
駐車場標高:1258m 最高点:2702m 標高差:1444m 累積標高登り:1585m
道中の飲料水 2.5L(お茶2.0L ジュース0.5L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー ソフトシェル(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄手)
靴 adidas TERREX 
他 グローブ 帽子 サングラス ヘルメット

 

 

アクセス

岐阜方面からだと、国道156号を北上。国道158号との三叉路を左折して国道156号のまま。白川郷の看板を目指して走ると分かりやすい。御母衣ダムを過ぎると白山公園という看板が有るので左折。林道を13kmほど走ると白水湖畔の駐車場に着く。林道はすれ違い困難な細い林道でカーブミラーは乏しい。日中は対向車に注意。

 

ルート

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今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。

白水湖を起点に平瀬ルートで登る。剣ヶ峰にも足を延ばす。後お池巡りで周回して下山。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

 

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深夜3時頃に登山口に着いて仮眠する。毛布を持ってこなくて車で遭難するかと思った。朝から満車。登山者多い。

 

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朝焼けの登山道を登る。朝から歩いている人多くて、ついペースが乱れる。

 

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避難小屋付近まで登ると御前峰と剣ヶ峰が見える。遥か上方に。もう8割くらい登った気分だけどまだ半分くらい。

 

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夏の終わりのカンクラ雪渓は空っぽ。

 

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いつもながら終盤しんどい。序盤にペース上げ過ぎた。

 

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ハイマツの林を抜けて縦走路分岐。南龍ケ馬場に向かう道。縦走日和。

 

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室堂小屋が見えた。

 

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ひっきりなしに荷揚げしていた。このヘリ2ローターなんだね。

 

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室堂は朝から登山者で賑わっている。

 

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軽く食事して御前峰に向かう。しんどいけど、まだ結構登る。登山者多い。みんな登り優先とかお構いなし。

 

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御前峰登頂。まずはお参り。おみくじ引いたら大吉出たよ(・∀・)

 

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御前峰から室堂。向こうに別山

 

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登ってきた平瀬ルート。眼下に白水湖。

 

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メインイベント剣ヶ峰。

 

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白山山頂の石柱脇を抜けて進む。

 

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剣ヶ峰を別角度から。険しそうに見えるけど、そこまで難易度高くない。

 

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下ってきた御前峰北斜面。結構険しい。

 

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ヘルメット被って剣ヶ峰取り付き。剣ヶ峰南斜面をトラバース気味に進む。薄いトレースが有る。

 

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下りは剣ヶ峰から西に伸びる痩せ尾根を下る。

 

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下って登山道に合流。

 

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剣ヶ峰脇の翡ヶ池きれい。今日は良い天気。

 

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御前峰と剣ヶ峰。裏から見ると、白山って火山だというのがよく分かる。

 

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お池巡りルートで室堂まで戻る。結構下るから、どっか違う所へ行ってしまうんじゃないかと心配になる。

 

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室堂見えた。登山者が多くてベンチも空いてないのでそそくさと下る。

 

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下山は静か。

 

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白水湖まで相当下る。下りで膝が痛んだ。

 

 

 

ルート
平瀬道(白水湖〜御前峰)
よく整備された登山道。開放的な尾根を歩く。険しい個所や急登、難所はほとんど無く、全般的に歩きやすい印象。比較的登りやすいルートだけど、そこそこの距離と標高差が有るので日帰りで歩くなら程ほどに体力が有る人じゃないと厳しい。


剣ヶ峰
一般的な登山道としては整備されていない。歩いて良いのかさえ分からないグレーなルート。歩いている人は居るみたいで、薄いトレースは有る。池の南側から剣ヶ峰南斜面を登るのが一般的っぽいけど、痩せ尾根を進んだ方が人目につきにくくて都合が良い。薄いトレースは有るもののマーキングは無いので自分自身でルートファインディングしていく必要が有る。個人的にヘルメット推奨だけど、白山でヘルメットが必要な個所が他に無いので浮く。

 

感想

急に出掛けられる事になって、行先は前々から色々考えてはいたものの、前回から 2ヶ月半ほど空いてしまって、そんな状況でいきなり過酷な行程は控えたいのと、新しい靴の履き慣らしも兼ねて、白山に登る事にした。

結果的には、一番行ってはいけないタイミングで行ってしまった。登山者が多過ぎる。剣ヶ峰は御前峰から丸見えになるので、あんな大勢の登山者が居る中で剣ヶ峰に登るのは非常にマズい。剣ヶ峰に登るなら紅葉が終わった頃を見計らって足を延ばした方が良いと思ったけど、気苦労に割には見返りが少ないので今後は登るのはやめておく。白山(御前峰)は残雪期が一番良かった。登るなら6月が良い。

剣ヶ峰に関しては岩や砂利しか踏まない様に気を遣って歩いたものの、大手を振って歩けるルートでもなく、やっぱりジャンダルムが一番良かった。誰にも咎められる事無くハードな岩場を延々と歩けるのはあそこ位しか思い浮かばない。

下山中に、ザックを2つ抱えている女性を2回見掛けた。同行のお年寄りが不調になったらしく、代わりにザックを持ってあげていたみたいだ。急に不調になったのかもしれないけど、完調じゃない時に歩くには白山のルートは長過ぎるし標高差も厳しい。ソロなら自分の荷物を運べないという状況は、もう半分遭難してる。そういう僕も終盤は膝が痛んだ。自戒も込めて。

 

 

 

参考

singlesmile.hatenadiary.jp

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singlesmile.hatenadiary.jp