シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

11月の予定

 

 

 

スケジュール管理のアプリのTVCMやってるでしょ。家族で共有出来るから便利ね。ってやつ。

 

timetreeapp.com

 

ウチも子供の用事とか、奥さんの仕事とか、家族のスケジュールが煩雑で「え?聞いてないよ?」なんて事が多々有るので、みんなでアプリ入れて共有しましょうね、って事に。で、僕のスケジュールを入れたのがこちら ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なんか、僕のスケジュール要らなくね?

 

 

 

 

 

やりたい事

 

 

 

先日友人と山を歩いた時に嫉妬したという記事を書いた。あれから僕は、自分は何をしたいのか、なにをすれば満足出来るのか考えてた。

例えば今、「じゃあ何か1つだけやっても良いよ」と言われた時に、遠くの有名な山に登ろうと思うだろうか。泊りがけで縦走しようと思うだろうか。それはそれで充実した時間を過ごす事が出来て満足はするだろうけど、本当にやりたい事ってそれなんだろうか。みんなが良いって言うから、みんながやってるから、やりたいと思っているだけなんじゃないだろうか。結局それって「オレはこれだけ登ってるんだよ」って誇示したいだけなのかもしれないと思った。

今までの山行でソロに限って言えば、一番充実していたのはジャンダルム(西穂高岳奥穂高岳縦走)だった。一歩間違えば滑落死する険しい岩稜を延々と歩き続けるのはこの上なく楽しくて充実した時間だった。ロープクライミングを必要としないルートとしては最高峰に位置するルートで、その先を望むならクライミングの技術は不可欠になる。そう、僕がやりたい事はクライミングなんだ。

 それは分かっていた。だけど登山をする知人友人は居ても、クライミングをやる人は周りには居ない。聞きかじった情報では、クライミングは2人以上でやるのが基本らしい。登山とは違って、ソロでやるには余りにも敷居が高い。クライミングは登山に対して更に自由度が増すかと思ったら、何処でもやたらと登れるものじゃないという事も知らなかった。必要な道具類も分からないし、それらを揃えるには結構な金が掛かる。垂直に近い壁を登るんだから、上半身の筋力もスタミナも必要になる。まぁ、ざっと考えただけでも無理っぽい。だからやらなかった。

でも、本当にやりたい事なんでしょ。誰かに何とかしてもらおうとか、誰かがやっているから教えてもらおうとか、受動的な考え方ばかりではいつまで経っても前には進めない。それなら、とりあえず一歩踏み出さなきゃ。面倒くさいのに遠方までわざわざビレイ講習会に出掛けたのは、とりあえず一歩踏み出す為だ。ロッククライミング(リードクライミング)をやらないにしても、ハードなバリエーションルートで懸垂下降するとか、冬山でのビレイとか、沢登りでビレイとか、一般的な登山道を外れれば何かにつけて必要になる場面は出てくるだろう。もし今後誰かと共にやる機会が出てきたとしても、自分に関する基本的な事が出来るに越した事はない。僕が基本的な事をマスター出来たなら、周りにも勧めたり教えたり出来るかもしれない。

ロープクライミングのウォールはボルダリングとは全く違った景色で、凄く面白かった。あの高さをよじ登るのはなかなか体験出来ないし、ロープに身を任せて宙吊りになる経験も普段では有り得ない。踏み出した方向性はあんまり間違って無さそうだ。

 

まぁ、長々と書いた所で「やりたかったから」っていう一言で終わっちゃうんだけど。毎晩忘れない様にフィギュアエイトフォロースルーの結び方を練習している。

 

 

 

クライミング ビレイ講習

 

 

 

ビレイ講習会を受けてきた。「ビレイ」っていうのはクライミング用語で、「確保」という意味。山登らない人には全くもって何のこっちゃ?だけど、要はガケとかから落っこちない様にしておこうね的な事。

何でビレイ講習を受けなきゃいけないのかというと、まず今後僕が興味を惹かれる山行はよりハードな行程になるだろうという事。より危険な状況になってくるから安全確保の為にある程度のクライミング技術は身に着けておいた方が良い。そして、その技術や知識をネットや独学で得るのは困難で危険だという事。クライミングに力を入れている山岳会に入るとか、変態的な山行をするサークルに入って教えてもらうっていうのも手ではあるけど、そういう所に入るだけの自分の身の自由さが無いのと、技術と知識を得る事を目的に入会するのはちょっと虫が良過ぎるんじゃね?という事で、とりあえず自分1人でアクションを起こせる講習会で最低限の知識と技術を得ようという目論見。とりあえず講習受けてみて、今後もやるのか、やっぱ止めるのか、判断してみようと思う。

 

行ったのは、グラビティ リサーチ 三重

http://www.gravity-research.jp/shop/mie/

 何でわざわざ岐阜から三重まで行くのかというと、ロープを使ったクライミングが出来る施設が岐阜周辺では見当たらなかったから。最近流行りのボルダリング・ジムはわんさか有るけど、クライミングが出来る所は極めて限定的。ちょっと遠いけど、ビレイ講習は2200円とかなりリーズナブルな設定なのとズブの初心者でも敷居が低そうなイメージだったので、行ってみる事に。

 

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写真と動画撮影の許可は貰ったんだけど、いかんせん余りにも覚える事が多くてそれどころじゃなかった。

流石にロープを使ったクライミングが出来るだけあって、ボルダリング・ジムと比べるとウォールが圧倒的に高い。ビル3階分くらいか。ちょっとビビる(;´Д`)

教えてくれたのは予想に反して若いお姉さんで、色々詳しく教えてくれるのは良いんだけど最終的に僕が彼女をビレイしなきゃいけないという。マジかよ。良くもまぁこんな得体の知れないおっさんにロープ預けられるよなぁ。

とりあえず、ハーネスの扱い方、カラビナとビレイデバイスの扱い方、ハーネスに対するロープの結び方、ビレイヤーのロープさばきと、クライマーの下し方は覚えてきた。僕も2回ほどこの壁を登ったけど、講習は「ビレイ講習」なのでクライミング技術よりもビレイ(クライマーを落っことさない様にする)のが今回の主な目的なので、ひたすらお姉さんを下ろしてた。いや、マジ緊張するわ。クライミングジムでこれでは、岩壁で他人をビレイなんかしたくない。

今回はトップロープライミングの講習。トップロープというのは予め上からロープがぶら下げられた状態で登るもの。もう1つ、リードクライミングの講習も有って、リードクライミングはクライマーが登りながら壁に設けられた金具に自分で確保しつつ登っていくというものなんだけど、それを受けるにはある程度のクライミング技術が必要らしくて、トップロープやったからリードを受けられるってものではないらしい。仕方がないので、とりあえずトップロープの基本的な事をそつなく出来る様に練習しておく。

 

ライミングジムはやっぱり面白い。せいぜい3m程度のボルダリングのウォールとは比べ物にならない緊張感が得られる。機会が有れば興味が有る知人友人を誘ってビレイしながらクライミング出来ると良いけど、ちょっと遠いのが難点。近くにクライミングの練習出来る所が有るといいんだけど。

 

 

グラビティ リサーチ 三重

http://www.gravity-research.jp/shop/mie/

三重県四日市市 近鉄四日市駅前スターアイランド3F

ビレイ講習会 2200円(道具レンタル費用含む 要予約)

入会金 1500円

 

講習の時間は2時間。最初は2時間も何やるんだ?って思ってたけど、道具の説明から使い方、ロープワーク、ビレイ等、休憩無しでみっちりやってギリギリだった。今回は受講者が僕一人しか居なかったのでマンツーマンで受けれたから理解しやすかったけど、1回の受講では終わらないケースも有るらしい。付きっ切りで2時間みっちりやって2200円というのは、相当お値打ちな設定の様に思える。今後もジムに通ってね、ついでに道具も買ってね、という伏線なんだろうか。

駅前なので駐車場が無料じゃなくて、遠方から車で行くと面倒くさい。しかも駅前なのに時間を潰せる所も乏しい。それでも平日の昼間でも年配の人とかよく利用するらしい。

さて、ハーネスとカラビナと練習用ロープくらいは買うかな。