シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

練習 ロングライド 琵琶湖サンクチュアリ

 

 

代休で自転車乗る。平日で家族は居ないので、一日掛けて大体100kmくらいを目安に走り、ロングライドの練習をする。ロードバイクで100kmってちゃんと走れる人にとっては朝飯前な距離でロングライドというのもおこがましいけど、いきなり無謀な距離を走って身体を壊すのも良くない。とりあえずどれ位走れるのか、漕いでみる。

行先は散々悩んだ。ロングライドなら過激なアップダウンは避けたいものの、平坦路では上手く目的地を見つけられない。海無県である岐阜県人はやっぱ海見たいよね。でも南に下って伊勢湾行っても工業地帯だし、北上して敦賀湾、若狭湾を目指すには遠過ぎる。やっぱり琵琶湖か。聖地琵琶湖を目指す。

岐阜から琵琶湖目指すなら国道21号が最も走りやすいんだけど、それは「車かバイクなら」で、自転車の場合は狭い路肩でいつ轢き殺されるか分からない恐怖心と戦いながらになる。国道365号も似た様なもの。じゃあ三重県から迂回して国道306号(鞍掛峠)で行こう。ロングライドなのにヒルクライム入れちゃって良いのか?

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国道306号(鞍掛峠)の麓地点で既に30km漕いできたのに、ヒルクライムして大丈夫なのか?と思ったけど大丈夫だった。僕の技量では遅いけど、体力的には池田山よりもイージーで走りやすい。池田山に上れれば何処でも上れるってのはあながち間違ってないかもしれない。

丁度10人位のロードバイクのクラブ(?)に会ったけど、交通量は少なめで快適。

 

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国道306号を滋賀県側に下ると丁度多賀大社に出る。せっかくなので参拝したけど、おっさんが一人ぴちぴちパンツで参拝するとなんか逆に罰当たりな気がしなくもない。

 

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参拝して少し休憩して出発しようかと思ったら、合格祈願だるまが置いてあるのが目についた。下の子供が今度受験なので買って帰る。お守り付きで1500円。

 

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目的地琵琶湖を目指す。滋賀県立大学の脇に羊? 除草してるみたい。

 

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65km走って聖地琵琶湖。感慨もひとしおと言いたい所だけど、湖岸道路は車が多く、特に大型車が通ったりして意外に走りにくくて琵琶湖どころじゃない。

体力と時間の関係上、酷道21号で帰る。

 

先週末に喜んで土日に65kmずつ、計130km走ったら膝が痛くなった。先日池田山に上った時「あぁ、踏めば良いんだ」って気が付いて、というのも自転車は高ケイデンス(ペダルを速く回す)で漕ぐものだって言うから速く回す=ペダルに力を入れないって思ってたんだけど、当然力を入れて踏まなきゃ速くは進まない。で、ロードバイクだとペダル踏めるんだよね。ただ、その踏み方が良くなかったみたいで膝にきた。

膝が痛むのは力を掛け過ぎなのか、踏み方が悪いのか、ポジションやセッティングが悪いのか、一体何なんだ?って調べてたら比較的参考になりそうな記事を見掛けた。

jitensha-hoken.jp

なんだよ、背中丸めて乗るんじゃないのかよ。「恥骨で乗る」というのは先日雑誌に書いてあった「骨盤を前傾させる」と同じ意味ではないのかと思えるので、これが正しい漕ぎ方なのかもしれない。という事で実践してみる。「膝で回すのではなく股関節で回す」というのは、意識してみると「あ、漕ぎ方変わる」ってちょっと目からうろこ。

右膝は先日の疲れが残っているのか20km辺りから少し痛み出したけど、それ以上は悪化しない。代わりに腰が痛くなるけど、定期的に休憩すると復活するからこれは慣れの問題かも。トータルで110km走ったけど、体力的には大丈夫。120kmくらいは大丈夫だろう。腰は痛むけど適度に休憩すれば戻る。膝は少し痛むまま。でも左は一時的に痛んだ後出なくなったので、身体を休めてリセットして、乗り方を安定させれば長く漕げるかもしれない。目標は160kmくらいだけど、それ位走ると丸一日潰してしまうから使う時間は登山と変わらなくなる。

 国道21号はやっぱり酷かった。平日だったから余計に大型トラックが多かったのが良くなかった。国道365号関ヶ原から三重県に南下する)も予想外に酷かった。平日で大型トラックが頻繁に通るからだ。週末なら比較的マシかもしれない。いつも走っている揖斐川右岸道路は、稀に見る好環境だったんだと今更ながら思った。

ちゃんと避けてくれる大型トラックも居る。本当にギリギリで「こいつ殺す気かよ」って思えるのも居る。みんなこんな思いしながら自転車漕いでんのかよ、って思ってたけど時期に慣れてきた。明らかに自転車にプレッシャーを掛けてくるドライバーは、元々そういう人なのか、それともマナーの悪い自転車に遭ってきたからなのか。先日も道幅一杯になって走っているランナーを見掛けたし、右側(反対車線)を思いきり走ってくる車も居るし、つまりみんな大概だ。登山の時もそうだったけど、弱い立場から見ると人間のエゴが見える。

ロードバイクは自転車なのに凄く危ない。なので保険に入ったけど、家族に加入した事をちゃんと伝えて保険証を分かる所に置いておかないと、うっかり轢き殺されちゃったら役に立たない。

 

 

 

極夜行 角幡唯介

 

極夜行

極夜行

 

 探検家にとっていまや、世界中どこを探しても”未知の空間“を見つけることは難しい。大学時代から、様々な未知の空間を追い求めて旅をしてきた角幡唯介は、この数年冬になると北極に出かけていた。そこには、極夜という暗闇に閉ざされた未知の空間があるからだ。極夜――「それは太陽が地平線の下に沈んで姿を見せない、長い、長い漆黒の夜である。そして、その漆黒の夜は場所によっては3カ月から4カ月、極端な場所では半年も続くところもある」(本文より)。彼は、そこに行って、太陽を見ない数カ月を過ごした時、自分が何を思い、どのように変化するのかを知りたかった。その行為はまだ誰も成し遂げていない”未知“の探検といってよかった。 シオラパルクという世界最北の小さな村に暮らす人々と交流し、力を貸してもらい、氷が張るとひとりで数十キロの橇を引いて探検に出た。相棒となる犬を一匹連れて。本番の「極夜の探検」をするには周到な準備が必要だった。それに3年を費やした。この文明の時代に、GPSを持たないと決めた探検家は、六分儀という天測により自分の位置を計る道具を用いたため、その実験や犬と自分の食料をあらかじめ数カ所に運んでおくデポ作業など、一年ずつ準備を積み上げていく必要があった。そしていよいよ迎えた本番。2016年~2017年の冬。ひたすら暗闇の中、ブリザードと戦い、食料が不足し、迷子になり……、アクシデントは続いた。果たして4カ月後、極夜が明けた時、彼はひとり太陽を目にして何を感じたのか。足かけ4年にわたるプロジェクトはどういう結末を迎えたのか。 

★★★☆☆

 

レビュー

著者の 「空白の五マイル」が良かったので気になっていた作品。白夜の反対、極夜を探索するという内容。

真っ暗な中での行動なので語れる部分も限られるとは思うものの、妄想とかメンタル面などの描写にかなりページを割いていて、期待していた分ちょっと中ダレする。出産とか人が生きるという事、冒険とは何か、極限での行動等は面白かった。

全くレベルは違うけど、僕が山に登るのはこういう事なんだなと思う。

 

 

練習 揖斐川ライド 雨

 

 

週末、下の子供を部活に送り、上の子供をバイトに送るまでの間に自転車漕ぐ。

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微妙な天気で、予報を見ても微妙な天気で、普通なら止めとくよなぁと思いながら漕ぐ。曇り空で持つかと思ったら、谷合で霧雨に遭う。路面も濡れてる。

 

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道の駅ふじはしまで。先日は朝っぱらからバイクが沢山居たけど、今日は天気が微妙なせいか少な目。自転車は居ない。

 

微妙な天気でもやりたがるのは、始めたばかりの趣味では有りがちだなと思う。バイクとか登山でもそうだったし。それでも、雨の日はあまり乗りたくない。

ランニングとか登山とかなら雨が降ったって別に構わない。靴や服を乾かせば良いだけだから。だけど、自転車やバイク(オートバイ)は雨の日は乗りたくない。濡れるのが嫌なのではなく、マシンが濡れて傷むのが嫌だから。錆びるのも嫌だし、ベアリング等の可動部分はシールされて水が浸入しない様になっているだろうけどシールも抵抗になるから簡素化されているかもしれない。雨降りの後に何をすれば良いかなんて、のりりんにも描いてなかったぞ。水洗いして拭いてチェーンに油差しときゃいいのか?

天気は微妙だったけど、お陰でクソ暑い思いはしなくて済んだ。微妙な天気では自転車に乗っている人は数人見掛けた。喜んで走ってたら、子供の送迎に遅れそうになった。そこそこ走るには最低でも3時間は必要だな。