シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 プロフェッショナル










ダイドードリンコの2つの食感ソーダゼリーがお気に入りで、会社の自販機だと90円で買えるから会社に行くと飲んでる。2012年に発売されたマンゴー味を試しに飲んでみたら意外に美味くて、翌2013年に会社にダイドーの自販機が設置されてから販売されている時はほぼ飲んでた。というのもコレ季節商品で夏場の間しか売ってなかったんだ。それがいつの間にかレギュラー商品になって冬でも販売される様になって、つまり僕は2つの食感ソーダゼリーを年中飲んでる事になって、つまり僕は2つの食感ソーダゼリーのプロフェッショナルと言っても過言では無い。
何がプロなのかというと、僕はこれを振らずに飲む手法を編み出したんだよ。普通はパッケージに書いてある通り10回ほど振ってから開封して飲む。そうしないとゼリーが固体のままで飲み口から出てこない。たまに振るのを忘れて開けてしまって「やだー飲めなーい」って言っている人が居るけど、プロはあえて振らない。じゃあ振らずにゼリーが固まったままの状態でどうやって飲むのか?っていうと、吸い出す。飲み口に口を密着させて。ちゅーっ!って。ゼリーは振れば崩れる程度の固さだから、強く吸えば出てくる。でも横から空気を吸わない様に飲み口に口を密着させながら強く吸うのは中々にテクニカルだ。何でそんな面倒臭い飲み方するんだよ?っていうと、振り過ぎるとゼリーが崩れ過ぎてしまってただの粘度の高いジュースになっちゃうから。振らずに飲めばゼリーはゼリーのままで、正に「2つの食感」を味わえる訳で、つまり振らずに飲むのが正規の飲み方と言っても過言ではない。
ただ、この飲み方には1つだけ欠点が有って、吸い損なうと「ちゅばっ!」って結構な音が出ちゃうんだよね。誰も居ない場所とか、うるさい所なら別に気にならないんだけど、静まり返った所で「ちゅばっ!」ってやっちゃうのは結構恥ずかしくって、音をたててしまうなんて僕もまだまだプロを名乗るには時期尚早といえるのかもしれないと自戒したりするのです。というか、これだけの期間これだけの頻度で飲んでると「ことけけ=2つの食感ソーダゼリー」というイメージが浸透してしまって、でもこの商品のパッケージってかなりポップというかお子様向けなデザインで、それを「ちゅばっ!」って言いながら飲んでる40過ぎのオッサンって相当危ない印象を抱いてしまうのは気のせいでしょうか。そんな事を気にしている様ではまだプロとは言えないのでしょうか。
もっとシックなデザインにしてくれれば良いのに。ついでに大人向けにゼリーはこんにゃくゼリー並の硬度で。子供や年寄りには飲めない漢の飲み物で。