シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

パンダの答え

面倒臭いからパンダで良いや。と、思いつつも、いやいや、やっぱり良〜く考えよう。お金は大事だし。と、頭を悩ませる生命保険。月々数万円の支払いになるのだから、こちらとしても真剣であって、代理店の営業マンを呼んで、疑問点を事細かに聞くのだけれど、僕の質問に対して営業マンが、「それはちょっと分かりません。」と、言った。な・・な、なにおぅ!?保険の営業マンであるにも関わらず、「分かりません。」とは何事だ。以前のつぶやき(04年4月30日)にも書いたけれど、大の大人が、しかも自分の飯の種である分野において「分かりません。」とは言語道断である! とは僕は思わなかった。
自らの仕事に関する事柄や、得意な分野において、「分からない。」とはなかなか言えない。保険の営業マンにしても、相手は素人なのだから難しい事を並べてうやむやにしたり、焦点をずらして誤魔化したりする事はそう難しい事じゃないはず。だけど、分からない事に対して「分からない。」と答え、「すぐに調べます。明日までの宿題とさせてください。」と、言う。誰しも分からない事や、うっかり忘れてしまう事は有るはずで、質問する側にとっては、分からない事が問題なのではなく、その後の対処の仕方が重要であり、求めるべきものは正確無比な知識ではなく、そういう誠実さだと思う。まぁ、「分かりません。」を容易く連発するのは論外ではあるけれど。
生命保険でも、ネットや電話で申し込む事が出来る商品が有り、代理店を通さない分、簡単で支払額も低かったりするのだけれど、生命保険というのは自分に万一の事が起きた場合に使うものであって、そうすると必然的に自分以外の家族が請求の手続きをしなければならず、保険内容や請求手続きに明るくない者にとって、代理店の担当者というのはある意味保険内容よりも重要であると思う。