シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

ビギナーヲタクに甘んじる

パソコンショップのゲームコーナーは、恋愛シュミレーション系ゲームに占拠された趣で、恋愛シュミレーションと言うと聞こえは良いけど、要はギャルゲーと言うか、つまるところエロゲーであり、僕はその手のゲームに関しては断固として拒絶し続けてきた。
と言うのも、その手のゲームは可愛い女の子が沢山登場し、あの手この手で好みの女の子と仲良くなって、あんな事やこんな事をするのが目的だと思うのだけれど(やった事が無いから詳しくは分からないが)、いくら好みの女の子と楽しい経験をした所でそれは所詮ゲームというバーチャルな世界での出来事であって、自分は報われることがない、いや、主人公はハッピーエンドで報われるかもしれないけれど、主人公を操作する自分自身はリアルな実社会で絶対に報われる事はなく、そういう行為に没頭するのは非常に不毛な行為に思えるからで、晴れた日の休日でもモニターに向かいピコピコやるのはとても不健全であり、その情熱や行動力はリアルな現実で有効に活用するべきである、と思うからだ。
と、言うのは表向きの理由であって、実のところ、その手のゲームに手を出すとハマってしまう自分が容易に想像出来るからであって、僕はそんな不毛な行為に没頭するようなヲタクにはなりたくない。と、必死に拒み続けてきたのだけれど、ふと貰ったギャルゲーをプレイしてしまい、僕の予想を裏切る事無く見事にハマった。しかもファミコン(SFC)のギャルゲーで。ファミコンのギャルゲーで喜ぶビギナーヲタク34才、という肩書きを甘んじて受け入れなければなりません。