シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

たまごっちと本当に欲しいもの

娘の友達が、「たまごっち」で遊んでいる。それを見ていれば当然欲しくなる訳で、娘が「たまごっちが欲しい。」と、言い出した。まぁ良いか。誕生日プレゼントはたまごっちな。と、オモチャ売り場へ買いに行ったら何処も売り切れ。な・・!? 何故!? 発売間もない訳でもないのに何故たまごっちが売り切れ? とにかく、何処も売り切れで売ってない。仕方ないから、コレで我慢しときなよ。と、昔僕が使っていた初代たまごっちを娘にあげた。
初代たまごっちも大変だった。なんせ、何処も売り切れで手に入らない。苦労の末手に入れたたまごっちは、なんてことない電子玩具で、すぐに引き出しの奥にしまわれた。手に入らないから、みんなが欲しがるから、欲しくなる。そんなものだったのかもしれない。
結局苦労して娘に新しいたまごっちを買ってあげた。でも、もう35になる僕は、たまごっちごときには惑わされない。本当に欲しいもの。なかなか手に入らないから、みんなが欲しがるから、そんな理由ではなくて、僕が本当に欲しいもの。