シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

R18短冊

お隣さんから笹を貰い、自宅でも子供達は楽しそうに七夕の飾り付けをしていた。ひとしきり短冊に願い事を書いた後、僕にも聞いてきた。
「パパのお願いは何にする?」
「う〜ん、願い事かぁ。そうだなぁ、子供たちが元気に過ごせますように。って書いてよ。」
すると、しばらくして、「パパのお願いは何?パパだけのお願い。」と、また聞かれた。どうやら僕自身に関する願い事を望んでるらしい。僕は、考え込んでしまった。
僕は、僕自身の事よりも、家族が、子供達が幸せで、笑顔であって欲しいと願ってる。自分自身の事は二の次で、大人って多分そういうものなんだよ。ずっとそう思ってきたから、じゃあ自分自身に関する望みって何?と、尋ねられて、答えられなくなってしまった。「バイクが直りますように」は、僕にとっては切実な願いだけれど、七夕の短冊に書く程の願い事ではないし、「お金が欲しい」は、余りに俗過ぎるというか、僕が望むものはお金を使った先にある事柄であって、お金自体が望みではないし、欲しい物は沢山あるけれど本当に今僕に必要な物はほとんど無いし、そもそも物品は短冊に願いを込めなくても自分の努力次第で何とでもなるものだし、だから僕は子供の質問に考え込んでしまって、そうだなぁ、しいて言うならば、ちょっぴりエッチな魅惑の人妻からのエロエロラヴメー(以下自粛)
七夕の短冊にも、R18指定が有った方が良いと思います。ペリペリと剥がして中身を読む郵便ハガキみたいな短冊で。