先日、頭を悩ませていた難しい仕事がやっと片付いた。僕は工場の設備保全の仕事をしているのだけれど、初めて直面する事態とか、サッパリ分からない事も当然有る訳で。でも、そこで「分かりません。」とか「出来ません。」と言う事は出来ない訳で。それを言っちゃあ僕の仕事はお終いな訳で。
思えば、苦労する事、もがき、悩んで、苦しんで、事態を打開していく事って、仕事だからなのかも。私生活ならそんな面倒な苦労は「面倒臭いからやめちゃえ。」で済むし。もがき苦しむ事と言えば恋愛なんかも当てはまるけど、あれは好き好んで自ら進んでやってる事だし。
だけど、そういう苦労を乗り越えなければ得られないものも有るはず。昔から、若いうちの苦労は買ってでもしろって言うけれど、あながち間違ってはいないと思う。何もかもが安楽志向で、何もかもが他人任せに出来てしまう今の世の中、自らをあえて苦境に立たせることはとても難しいけれど、フリーターとか、ニートとか、引き篭もりとかしてる場合じゃないと思うのです。「若いうち」って、そう長くはないから。
