シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

夢を持てる車

考えてみれば、軽トラックに理解を示してくれるような人はそうそう居ないんだろうな、とは思うものの、そうは言ってもやっぱり僕は軽トラが良い。とかく軽自動車はバカにされがちで、某巨大掲示板でも「軽自動車は貧乏人が乗るもの」と叩かれっ放しなんだけれど、誰がどう思おうが関係無い。やっぱり軽トラは良い。経済的で、機能的で、バイクは積めるし、運転するのも楽しいし。この辺りに関しては以前も書いたけれど、それ以外に軽トラにはもう1つ大きな利点がある。それは、「夢がある」ってこと。
何で貧乏臭い軽自動車の、しかもトラックに夢が有るんだ?と、思うだろうか。でもその荷台には沢山の可能性が秘められているんだ。例えばバイクなら、エンデューロレースや走行会にマシンを運ぶことが出来る。今は参加できないにしても、四国のSSERや北海道のHTDEに出られるかもしれない。「マシンが運べる」ということは、それだけで既にアドバンテージを得ている訳で、マシンを運ぶ手立てが無い状態よりは遥かにビッグイベントに参加出来る「可能性」がある。子供が「バイク乗りたい」と言い出した時に、河川敷までバイクを運ぶ事だって出来るし、バイクだけじゃなく、カヌーやサーフィン、ジェットスキーにラジコン飛行機だって、やりたいと思えばそれらを手に入れて、さらにはそれらを運ぶ手立てが必要になるけれど、軽トラがあれば少なくとも運ぶ手立ては確保されていて、それだけでも大きなアドバンテージになる。
軽トラは、ただ持っているだけでも「もしかしたら出来るかもしれない」という夢を持てる車なんだ。