シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

冒険を考えてみた

レース慣れというか、完走する事は当たり前のレベルまで来て、じゃあこの先どうするか?と考えた時に、よりハイレベルなレースに参加する。お立台の常連になる。よりハンデを負って出場する。この際やめる。などなど、いくつかの選択肢が有るのだけれど、一般的には上を目指すのが普通かもしれないけれど、それにはお金と時間を掛けなければいけない訳で、限られた条件下で臨まなければいけない立場としては(誰もが限られた条件の中でレースを行っているんだけれど、所帯持ちの身でレースに没頭することは家庭が崩壊しかねない訳で)、よりハンデを負った方がより手軽で安価に冒険心を掻き立てられる、というところ。
とはいうものの僕のDRとて一応オフロードバイクであって、オフロードバイクなんだからオフロードが走れるのは当たり前であって、そう考えるとさほど「冒険」とも言えない気がして、もっとこう、完走するのもままならないというか、「ゴールすること自体が冒険」というようなチャレンジ精神溢るる馬鹿げた行為の方がより望ましい気がするのだけれど、そんな事考えてみた。
例えば、アプリリアのmoto6.5エンデューロレースを走る。イタリアンな小粋なロードバイクなんだけど、オフタイヤを履かせたらダートもそこそこ走れそうな感じ。題して「ラテン娘を股下で躍らせちゃうぜセニョリータ作戦」なんだけど、レーサーにまみれたらmotoも単なる1車両としか見えないかも。
KTMのキッズバイク(50cc)で出るのもアリかも。KTMならキッズバイクでもそこそこのパフォーマンスが有りそうだし、その後子供に押し付ければ無駄が無い。
もう1つ考えたのがタンデムエンデューロ。その名の通り、タンデムでレースを走るのです。2名以上のライダーが交互に走るのは良くあるケースだけれど、2人乗りで走るのは前代未聞。倒れては起き上がり倒れては起き上がり苦労した末に真実の愛が有るんだよ、と、カップルで走って愛の深さを測るもよし、互いに助け合ってゴールを目指しましょう。それはまるで人生の縮図のようね、と、夫婦で走って冷め切った夫婦関係に刺激を与えるもよし、でもちょっとライダー(パッセンジャー)も軽量化した方が良いんじゃありませんか?それでは只のウェイトですよ。と険悪になってみたり、というか、そんな物余程の好き者か怖いもの知らずじゃなければ走れないと思うんだけど、2人揃ってスタンディングで走ったり、2人揃ってジャンプしたり、なんか面白そう!新しいカテゴリーの登場か!? これからはタンデムエンデューロが大ブレイクの予感!?
僕はパッセンジャー(後ろ)は絶対に嫌だけどね。