ヤマハのサイトに東本昌平のオリジナルマンガ？があるそうだ。詳細に描かれる平凡な日常と、平凡な中年。詳細に描かれるバイクの描写。その圧倒的なリアルさはマンガというジャンルを超越している。
と、言いたいところなんだけど、普通は「買っちゃった。」と、突然リッターバイクを買えるだけの経済的余裕など無いし、ブランクの長い中年がいきなりリッターバイクで峠というのもいささか疑問。メーカーの広告という立場上そうなるのも致し方ないと思うものの、「そうあるべきだ！」と思い込んで「若いつもり」のまま峠を暴走して転倒、なんて事が実際にありそうで。
中年の良い所は、経験を積んでいる分、何事にも冷静な判断が出来るってことじゃないのかなと思う。青春の影を追い駆けるのは良いけれど、一線を越えない冷静な判断を。
