某雑誌に、取説に関する記事が載っていた。家電等の取扱説明書はどう作られるのか、どうあるべきなのか、などと、取説愛好家の僕にはなかなか興味深いものだった。一般的に取説はあまり読まれないみたいで、その理由としては「読まなくても分かる」とか、「読んでも分からない」などらしいのだけれど、僕はこの取説が結構好きで一通り目を通すし、ちゃんと保管している。
でも、この取説でメーカーの力が分かるというのはなんとなく理解できるもので、分かりやすい物も有れば、いい加減過ぎて全く当てにならない物もあって、これは取説に限った話ではないのだけれど「分からない人に分かる様に教える」というのは意外に難しい骨の折れる作業でもあるし、また、「読まなくても使える」という操作性の良さという点も評価に値するもの。反面、ＰＣのソフトウェア等はきちんとした取説が無い場合がほとんどで、必要なら書籍を買ってくれという様な態度はいささか疑問なんだけれど。
しっかり取説を読まなくてはいけない製品にＰＣのパーツというのが有って、僕はIEEE1394のPCIカードを買ってＰＣに取り付けて、ハンディカムを接続する。複雑な電気機器はいとも簡単に繋がったのだけれど、ビデオ編集ソフトに四苦八苦して、取説なしで夜更けまで苦労して編集したビデオはコレ。
