シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

やられっ放し

ギャルゲーに没頭していたせいでしょうか。最近ハチクロが読んでみたいとか、秒速5センチメートルが見てみたいとか、何だかそういう青春の「甘酸っぱさ」にやられっ放しの今日この頃。
本屋に寄ると、何処も今は夏の読書フェア。文庫本が沢山積まれています。このフェアの文庫本の良い所は価格が安いという事と、裏にあらすじが書いてあるという所で、タイトルで興味を惹かれた本を取っては裏のあらすじを読んで、給料日前で懐具合が寂しいものの、2冊ほど買ってみました。恋愛小説を。
中年既婚男性にとって恋愛感情が必要なのかは分からないけれど、やっぱりそういうものって人の根幹にあるものなんだろうな。僕は小説の主人公の様な大人の立ち振る舞いは出来なかったなぁ。昔は青かったよなぁ。でも、青いなりに、子供の頃の「好き」って、大人のそれよりももっと純粋だったのかもしれない。と、思うのは多分それが思い出だからなんだろうな。
バーチャルな世界に没頭するという点では、ギャルゲーも小説も何ら変らないのだけれど、古本屋でチラリとNHKへようこそを読んで結構面白いと思えた僕は、だいぶ足を突っ込んでしまっているのでしょうか。
こんな感じで梅雨空の夜に独りしみじみとバーチャルな恋愛像に切なくなってたりします。