シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

ミモリンに首ったけ

試験会場の近くにBOOK OFFがあって、試験の合間に何か掘り出し物が無いか覗いて見た。そんな暇があったら少しでも勉強するべきではありませんか?という思いも無きにしも非ずなのですが、今必要なのは気分転換なのです。試験監督員で沈んでしまった気分を打ち消す「何か」が必要なのです。
冷房の効いた店内に入り、コミックを少し読んだ後、中古CDのコーナーで遊佐未森のアルバムを見つけてしばし熟考。欲しい。けど、どうしても欲しいという物でもない。1350円という金額も微妙で、もう少し高ければ諦めるし、もう少し安ければ即決するのだけれど、よく考えてみれば遊佐未森自体が微妙。TVCMか何かで少し聴き覚えがあるくらいで、収録曲どころか本人の顔すら知らないくらいで本当に買う必要が有るのかさえ疑問で、いや、そもそもモトクロスブーツに車検代、エンジンオイルにハンドルバーも仮のままで、必要な物がこれほど有るのに今遊佐未森を買う必要が有るかと問われれば「ありません」と即答するべき状況であって、僕はいそいそと遊佐未森のアルバムをレジに持っていった。
例え1350円でもバイクの維持費に回すべき状況で何故遊佐未森なのか?といえば、そのアルバムのジャケットの写真が可愛かったから。
つまり、「見た目は大事だよね」ということだよね。