シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

キャンセル

TVドラマのオフィスシーンなどでは、「課長」とか「部長」とかよくセリフに出てくるものだから、課長とか部長というのはありきたりな役職だと思っていたのだけれど、就職して自分が実際に働いてみると、「課長」とか「部長」と言う事は確かによくあるのだけれど、言われる立場になるのは非常に困難だという事を知った。それに加えて僕の職種は技術職であり、個々の知識や技術的能力が伴わなければ肩書きなんて有っても仕事にならないし、出世するという事は人を取りまとめたり、お金の管理をしたりと本来の仕事とかけ離れたものになっていくこともあり、僕は出世欲とは無縁だった。だけど、勤続年数が増えると共に、仕事量や責任も増える訳で、それならば少し位は昇進するのも悪くない。僕の職場はとても少ない人数だから、比例して役職も少ない。となれば、これは最初で最後の昇進にならないとも言い切れない。有難く主任に・・・
と、思っていた矢先、「あー、ご免ご免。この前の主任の話、あれ無くなったから。」と、言われた。いや、僕も実際正式な辞令が来るまではどうなるか分からないとは思っていたし、だからこそその後ブログにも仕事の話は書かない様にしていたし、それに主任になろうがなるまいが僕の仕事と仕事に対する取り組みは変らないのだけれど、何よ。その気にさせといて!
仕事の出来具合によって等級があり、主任になるにはある一定の等級に達していて、なおかつその等級になってから1年以上経っている事が条件らしいのだけれど、僕はまだ1年経過していなかったそうだ。逆に言えばそれだけ異例なほど僕の仕事を高く評価してくれていたとも言えなくも無いし、実際僕は等級とか役職とかそんな事には無関心でただひたすら自分の出来る仕事をこなし、出来ない仕事を出来るように努力してきただけなんだけれど、奥さんに買ってもらった「昇進祝い」はどうすんのよ?