シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

ハイドライド

ハイドライド」と聞いて即座にピンと来る人は、かなりのオッサンか、もしくはかなりのゲーマーか、はたまたその両方に当てはまるちょっとイタい人ではないかと思うのだけれど、ハイドライドってまだ「RPGって何?」という様な時代のRPGの草分け的存在のゲームな訳ですが、それを随分久しぶりにやってみた。携帯で。
文献によるとハイドライドが発売されたのは1984年。僕が遊んだのは中学生くらいの時で、ハードはファミコンだった。ハイドライドの直後に超有名なドラゴンクエストが発売されて、ゲームに興味の無い人でも「ドラクエ」という言葉くらいは聞いた事があるだろうし、大抵の人は元祖RPGはドラクエだと思うだろうけど、僕が初めてプレイしたRPGはハイドライドで、それまでのファミコンソフトとは一線を画すいまだかつて無い自由度が斬新で凄い衝撃を受けた。今からすると箱庭の様なとても狭いフィールドも、当時は広大な世界を自由に歩き回る様な感覚で、まるで冒険の旅をしているみたいだった。
最近になって携帯用アプリにハイドライドがあるのを知って、ダウンロードしてみた。携帯の小さな画面では限界があるものの、久しぶりに見るハイドライドは当時のままというか、当時よりも綺麗なグラフィックと音楽にビックリ。ファミコンのカセット程のサイズの携帯電話で、ファミコンを凌駕するゲーム。ゲームのデータ容量は50kb程度だった。昔は50kbで冒険が出来たんだ。