シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

課題

そうは言いつつもウチの場合は大変良くできた奥さんで、仕事から帰ると三つ指着いて「お帰りなさいませ。」と、出迎え、フリフリのエプロンをして家事をこなし、それを背後から「ええじゃないか。ええじゃないか。」と、ちちくり合い、そーだったら良いのになー そーだったら良いのになー。とまぁ、トライアルバイクに乗る事に良い顔はしなくても断固として反対する訳でもなく、「まだ子供のバイク(PW50など)の方がマシ。」などと言いながらも放置してくれている。我が家の家計からトライアルバイクを買う費用など捻出する余地は無いから、あくまで自分の出来る範囲で、という訳で、厳しい状況には変わりないのだけれど。
そんな折、知り合いの友人からトライアルバイクを貰う約束ができた。しかも本格的にトライアルをやっていた人ではなくて、遊ぼうと思って買ったけどすぐに飽きちゃって放置、という理想的な状況(本格的にやってるマシンは傷みが激しい場合が多い。)。しばらく放置されてる様だけど、元々トライアルマシンなんて極めてシンプルな構造だから整備も楽そうだし、なんせタダ、もしくは破格なんだから貧乏人は文句を言うどころか泣いて喜んで神様に感謝するべきだ。
ただ、話を聞いた限りではナンバーが取れないコンペマシン(競技専用車両)の様。それじゃあ普段乗れないじゃありませんか。いちいちトランポに積んで乗りに行くのも面倒くさいな。と、話していたら、知り合いが「トライアルなら、軽トラにそのまま乗れるじゃないか。」という。なるほど!そうだね!軽トラの荷台なんてたかが70cmくらいだから、本格的トライアルマシンなら飛び乗る事くらい屁でもないね。で、降りる時はフローティングターンで向きを変えてジャンプ! ラダーレールを使わずに載せ降ろしが出来るなら面倒くさくないね!
って、ド素人が70cmの段差をバイクで乗り降り出来る訳がなかろうが。そんな訳で、大きな壁(奥さん)を乗り越えた後で次に僕がやるべき事は、「軽トラの荷台に飛び乗る練習」になりそうです。