シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

メカ

先日読んだ雑誌に、日本の車のAT(俗称オートマ)比率が欧州に比べて異常に高い事が書いてあったのだけれど、欧州のドライバーたちが何故MT(俗称ミッション)を選択するのかという理由が面白かった。「楽しいから」だそうだ。本当にそんな理由なのかどうか分からないし、日本と欧州では交通事情も異なるので一概には比較できないだろうけど、経済性とか効率じゃなくて「楽しいから」っていう理由、いい! なんか気に入った!
ここ最近、ケーブルTVのスポーツチャンネルでやっているパリダカ(スタート地点はパリじゃないので本当はパリダカじゃないんだけど、まぁこの際名称なんてどうでもいいよね)のダイジェストを見るのが楽しみ。30分しかない番組だけど、ほぼタイムリーに状況を教えてくれるし、何より映像が見られるのが素晴らしい。
残念ながら放送はしていないけれど、先日開催されたISDEの模様が雑誌で紹介されていた。ゲロを吐くようなハードなダートを6日間、しかも整備も修理も制限時間内に自らが行わなければいけないという、とてつもなくハードな競技。
競技期間はパリダカなら2週間、ISDEで1週間ほど。莫大な費用と、膨大な時間を必要とするもので、例えそこでしか得られない素晴らしいものがあるとしても、所帯持ちで会社勤めの人間がおいそれと参加出来るようなものじゃない。だけど、そういう事情を抜きにしても、お金と楽をすることしか考えない今の日本でこういった競技が受け入れられるのかなぁ。ATに乗ろうが、スクーターに乗ろうが、それは勝手。僕の知ったことじゃない。だけど、1週間、もしくは2週間の間、ただひたすらバイクでダートを走る事に専念出来るのは、例えゲロを吐くほど辛くても、きっと凄く楽しくて、凄く幸せなことだと思うんだよね。
パリダカもISDEも非現実的ではあるけれど、とりあえずずっと放置してるCRMを整備しよう。と、その前にFANTICも直さないと。なんかライダーと言うよりはメカニックみたいだけど ・ ・ ・