シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

皮肉

突然でずが、日常で生きてて良かった!とか、死ぬかと思った!などと思うことがあるでしょうか。周りの人が突然亡くなったりするとショックですよね。あぁ、人間ってやっぱりいつかは死ぬんだ。と、当たり前の事を思ったりしながら、生きていること、死ぬことを考えたりするのですが、なかなか自分が生きているという実感を得にくい気がします。危ないと言われるバイクに乗ってバビューン!と走っていても、自分が死ぬであろうなどとはなかなか思えません。
仕事中に天井の照明が切れて、やむなく天井クレーンによじ登って修理をしました。怖いです。めっちゃ怖いです。下から見て「なんだよ。あれくらい簡単に登れるだろ。」と言うヤツは登ってみろ。実際にお前が登ってみろ。僕は高所恐怖症という訳ではありませんが、ある一定の高さを超えると急激に怖くなります。多分10m前後だと思うのですが、もう1歩も動けないくらいに。それが遊園地のアトラクションならば、周りから「やーい!こときちってば臆病者でやんの!」といくら揶揄されようが「やめます。」と断言出来るのですが、いかんせん仕事です。「やめます。」と言えば、「何?会社やめるの?」と言われかねません。オシッコちびりそうになりながら、震える足で僕は登るのです。
あと、数tの重量が有るであろう機械の下に潜って作業。落ちてこないようにはしますが、万一、万が一落ちてきたらペチャンコです。心拍数が上がります。そりゃもう可愛いおねーちゃんのパンツが見えてドキドキする程度の心拍数じゃありません。なんせ命がけなんですから。作業後は、数回連続でイッてしまった位もう抜け殻の様にグッタリしています。
そういうネガティブな事でのみ僕は生きているんだ!という強い実感が得られるというのも、なんとも皮肉なものです。