シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 小説

ギャルゲーの次はアニメかよ。まったく、こときっつぁんったらヲタクの鑑だね。なんて事言わないで、僕だって四六時中そんな事ばかりやってる訳でもなくて、仕事はもちろん、バイクだってやるし(乗るとは言ってない)、ギターだってちゃんとやるし(弾くとは言ってない)、僅かな時間を縫って時に読書だってしてます。
先日読んだ「暗いところで待ち合わせ」はなかなか面白かったけれど、その後2つばかりハズレて(と言っても僕の趣味に合わなかっただけなんだろうけど)、金と時間を掛けた割にはあまり面白くないと急に読む気が萎えるのだけれど、それでも書店に寄るとブラブラと文庫本コーナーを物色したりしていて、そんな折「天国の本屋」という本に惹かれた。
かなり短い話だけど、とても面白かった。自殺者(死亡済み)を更正させるという少々ファンタジックなストーリーは以前読んだ森絵都の「カラフル」を思い出させるけれど、カラフルは児童書扱いの割には僕にはとても面白い作品だったんだけれど、この天国の本屋も児童書にしても良い位良い話だった。
僕が知らなかっただけで、実は以前映画化されていたみたいだ。改めて映画を見たいとは思わないけれど、何作か続編が出ているようなので、機会が有ればまた読んでみようと思う。