シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 間際

アニメーションを見たりギャルゲーに没頭したりすると、みんな引くだろうか。それは大の大人がやる事じゃないんだろうか。それなら、一体いくつまでならそれらに夢中になっても許されるというんだろう。
今の日本人の平均寿命がいくつなのか正確には知らない。でも多分僕の年齢は平均寿命からすると折り返し地点付近じゃないかと思う。そう考えれば、まだ半分だ。長い間生きてきた様に思えるけれど、まだ半分も残っている。平均寿命まで生きられたなら。
周りで、比較的若くして亡くなる人を見てきた。病に冒された人も居れば、突発的で予測不能な人も居た。つまり、極々平凡な毎日を送る僕が今後30年以上何事も無く今まで通りにのほほんと生きて行ける保障など何処にも無いって事だ。僕が死ぬのは30年後かもしれないし、もしかしたら明日かもしれない。
30も半ばでアニメーションやギャルゲーに没頭するのは、僕自身どうかと思う。だけど、やりたい事で今出来る事は、出来るうちにやっておくべきじゃないかと思う。バイク、ギター、読書にアニメにゲームに、僕には他にも本当はまだまだやりたい事が沢山あるのだけれど、時間とお金を考えるとコレくらいが限度と言う訳だ。
あまり自慢できる様な事じゃないけれど、でも、人目をはばかって何も出来ずに後悔するくらいなら、例えヲタク呼ばわりされてもやりたい事はやっておくべきだ。「あぁ、あのアニメ見とけば良かった。」とか、「あのゲームのエンディングってどうなるんだろう?」などとしょうもない事を悔やみながら息を引き取るくらいなら、そんないつでも解決できるような問題はすぐさま解決しておいた方が良いと思うんだ。