シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 割安

そんな僕が買ったのは、フォードのSUVのエスケープ。言っている事とやっている事が異なるのは、それは奥さんの嗜好だからです。その辺りのいきさつは以前書いたはずなので、暇なら探してみましょう。でもまぁ、僕としても4駆の中ではエスケープがイチオシではありますけど。
そのエスケープ、余り知られていないんじゃないかと思う様なマイナーな車なんですが、国産車の様に妙にお節介だったりせず、でも中身はマツダ製である程度の信頼性が有るのだけれど、セッティングは少々外車的であったりと、ある意味理想的な車です。今時黒バンパーなんて軽トラですら有り得ないのですが、4×4なのですからそれ位無骨な方が良いでしょう。一応エンジンバリエーションは、2L、2.3L、3Lと有り、2Lと2.3Lはマツダ製のガソリン4気筒エンジンで、3Lのみフォード製のガソリンV6エンジンになります。コストパフォーマンスとしては2.3Lがベストなのですが、2Lエンジンのマイナーチェンジ版の為高年式になり、価格が高くなります。3Lは玉数も多くて比較的安価なのですが、経済的ではないし信頼性の点でも不安が残ります。貧乏家族が買うには、2Lエンジンしか残されていないのですが、これが「走らない」と酷評なのです。
が、実際に運転してみると、意外に走るじゃありませんか。これで何をもって「走らない」というのか、僕には良く分かりません。この車に何を期待し、どんな走り方をしようとしているのでしょう。1.5tにもなろうかという重量物を動かすのですから、当然俊敏な動きは期待できるはずもなく、仮にパワフルなエンジンを積んだところで今度は止まらなくなります。実際、2Lエンジンの車両でも油断すると「おっとっと・・・」と予想外に止まりません。ABSが装備されていても、それで運動能力が向上するわけではありません。
なかなか良い車だと思うのですが、世間が求めている物とは少し違うのかもしれません。お陰で中古が割安で購入出来るのですから、僕としても分かってもらえない方が有り難いですけど。