シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

前屈

恋愛に関する事や性に関する事等、つまり男女に関する事って誰しも興味は有ると思うのだけれど、以前から購読しているメールマガジンの「女と男の営み」(男と女ではないのでお間違え無く。その辺り発行者は強く意識されている様ですので)は、多岐に渡る質問に関してアンケート形式で出される回答は単なるエロというものではなく非常に興味深いです。
例えば今回配信された内容では、「クチでするのに抵抗が有るか?」とか、「一緒の布団で寝るか?」とか、あぁ、そういえば他の人ってどう思ってるんだろう?という様な、どうしても差し迫って知らなければいけない事でも無いけれど、それはそれで気になる事についての意見が聞けるのは興味深いし、性別や年代別での傾向なども知る事が出来ます。今回は「一緒の布団で寝る(寝たい)」と思っている人が意外に多かったのがちょっと驚きでした。
そんな設問の中、「恋人や配偶者がいる時、他の異性に目がいったり、関心をもったり、肉体関係を持ちたいと思ったことはありますか?」という質問に対する回答のコメントで、「行き交う女性すべて想像で脱がしています」というコメントに爆笑(笑)。いやー、分かる分かる(分かるのか?)。
別に、奥さんに不満が有るとか、浮気したいとか、そういう事ではないのです。ただ、この世界に「絶対」というものはありません。もし運命の歯車が1つ噛み違えていたなら、ひょっとすると今正に街ですれ違ったあの女性と生活を共にしていたかもしれません。それはあくまで想像上の仮説ではありますが、それが絶対に全く可能性が無かったとも言い切れないのです。つまり、僕の奥さんは運命の人ではありますが、それと同時にこの世の中の全ての女性(いや、さすがに一部除外したいですけど)もまた、運命の人に成り得たかもしれない、という事です。誤解無き様繰り返しますが、僕がそれを望んでいるという訳では有りません。望もうが望ままいが、「そういう可能性が有った」という事です。
だから、もしかしたらもしかすると、街ですれ違うあの人やあの人のパンツを脱がせて肌を重ね合わせていたのかもしれない、という事であって、僕は娘の手を引きながら少し前屈みになるのです。