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目指すのはジャンガリアンな生き様

 興味

石原都知事が「三宅島でロードレースやる!」って言い出した時は「そんな事が日本で出来るのか!?」とビックリして、いつの間にかオフィシャルサイトが出来て日程まで決まった時は「うわっ!本気でやるつもりだよ」と2度ビックリして、島一周のレースから代替案に変更されるらしいというニュースを聞いて「あぁ、やっぱり」などと思っています。(参照記事/自然山通信 ニシマキ日記
僕はバイクに乗っているし、バイクは好きだから、レースをやるというのならそれはそれで楽しみですが、ただ三宅島の振興が第一の目的というのであれば、ロードレースでなければいけない理由がイマイチ良く分からないのです。奥さんは「自転車で良いじゃん」と言ってましたが、そう言われれば確かに別に自転車でも良いんじゃないかと思うのです。都知事の趣味で、というのであれば分からなくもないけど。
「メーカーの協力が無ければ開催出来ない」というのも何だかなぁで、小さな島の振興にしては最初から大きなモノを掲げ過ぎの様な気がするし、最初から完璧なものを目指し過ぎの様な気もします。メーカーの協力などなくてもレースを大切に育てている自治体や団体は有るし、国内&国際的ラリーレイドを主催している団体だって有る訳ですから。バイクの競技をするにしても、別にトライアルでも良いし、モタードでも良いし、ミニバイクでもエコカーでもクラシックでも良いんじゃないのかなぁとも思うのです。手本とするマン島TTはロードレースだからとか、ロードレースの方が一般的に馴染みが有るとか宣伝効果が有るとか思うかもしれないけれど、でもバイク好きな人が妥協した125ccのレースにどれだけ興味を持つか疑問だし、その時点でもう既にマン島TTとは全然違うものなんだし、僕ならそれよりモタードの方が見てみたいと思うし、エンデューロなら参加してみたいとも思います。
まぁ、僕にしてみれば三宅島でレースやろうが中止になろうがどうでも良いというか、今まで書いた事は単に前置きでしかなくて、僕はもう随分とバイクに対してのモチベーションが下がってしまいました。正確には、バイクに対してと言うよりは「世間一般的に支持される様なバイクに関しては興味が薄れた」という事で、トライアルとか、エンデューロとか、ラリー等は今でも充分興味も有るし魅力的でもあるのだけれど、本屋で見るバイク雑誌にそれらが取り上げられる事はほとんど無くて、だからもうバイク雑誌すらどうでも良くて、そんな訳だからロードレースにこだわり続ける以上、三宅島レースも僕にとってはどうでも良いんだよね。