シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 競技

日曜日にエンデューロレースに出場してきました。結果はクラス14位(出走台数32台中)と微妙。何ともコメントし辛い順位です。セローにしては頑張ったと言うべきか、ノートラブルの割りには伸び悩んだと言うべきでしょうか。ちなみにウチの奥さんは僕の走りを見て、「自分のバイクで出れば良かったのに。思いきり走れるから。」と言っていましたが、アレでも思いっきり走ってたんですけど。まぁ、携帯のカメラでしっかり写せる程の走りではねぇ・・_| ̄|○
目先のライダーに気を取られる事なく、スタートの時から4時間を見越してコンスタントに走る事を心がけて走っていたのですが、途中からこれはマシンの差とか順位とかそういう問題ではなく、いかに4時間転ばずに走りきれるかという自分自身の問題だという事を悟りました。速いライダーはいとも簡単に僕をブチ抜いて行くのですが、だからといって負けじと着いて行くのは無駄な事です。1周だけとか、5分だけとか、そういう短いスパンでなら近い速度で走る事は可能かもしれません。でも、それで4時間は絶対に持たないのです。無理をすれば転倒する可能性は高くなるし、転倒すると時間も体力も無駄に消費してしまいます。いかに転ばずに4時間走り続けられるか。その為に、どういう走り方をすれば良いのか。そういう意味では、今回は課題を達成したと言えます。
ただ、セローで走るという事は、そこで既に勝負を捨てているのかもしれません。性能を捨てて乗りやすいマシンでコンスタントに走ることで結果を求めるのは、ライバルが勝手につぶれてくれる事を期待しているだけの消極的な戦法に過ぎません。ライバルは皆腕に覚えの有る手練のライダーですから、マシンの性能、ライディングテクニック、メンタル面を高い次元で保っていて、自滅を期待するだけムダかもしれません。結果を求めるならば、こちらも戦闘力を上げて積極的なレース展開をしていかなければならないのでしょうが、4時間もの間コンスタントに走る事が出来たのは性能が低いセローだったからとも言えます。
今後の課題は沢山有りますが、得るものが多いレースでした。