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目指すのはジャンガリアンな生き様

便利

注文したスカイ・クロラとその続編は一部在庫切れで納期が3〜4週間ほど掛るという事だったのだけれど、意外に早く届きました。1500円以上買うと送料は無料になるし、amazonって結構便利だなぁと思う反面、実際に確認出来ないのはやはり不便です。
僕は森博嗣の作品は今まで読んだ事がなくて、書店でも氏の作品は良く見かけるけれどミステリー系にはあまり興味が無くて買った事がありません。スカイ・クロラシリーズは従来の森博嗣の作風ではないという評判でしたが、それでも全く見もせずに買うのはリスクが大きく、まずは1冊買って読んでみて面白かったら続きを買おうというのが本来のスタイルですが、沢山買うと送料無料。どうせ続きが読みたくなるだろうし、と、一括購入。書店なら、手にとって、あらすじを読んで、プロローグ部分を読んで、中ほどを少し読んで、自分の嗜好に合うかどうか吟味してから棚に戻し、雑誌コーナーをうろうろと立ち読みして、もう一度小説コーナーに戻って、やっぱり読みたいか冷静に判断して、一度帰り、後日改めて書店に赴き、手にとって、あらすじを読んで 〜 以下繰り返し 〜 そういう経過を経てから買うのですが、amazon恐るべし。1冊目を読んで性に合わなかったら、僕は鶴田謙二のイラストを4千円も出して買ったようなものだよ。どうせなら鶴田謙二のコミックとして発売してくれりゃ良かったのに。
スカイ・クロラはまだ全く読んでいないのでとりあえずこの話題は置いておいて、そういえば書籍のデジタル化というのは既に始まっていました。携帯小説は若い人達にはそれなりに人気が有るようだし、ネット配信のコミックや小説も既に有るようです。そういえば僕も以前携帯小説を調べてみようと思った事があったのですが、僕の携帯はパケット定額プランではないので色々調べるだけでもお金が掛ってしまって、その上小説の購入代金、ダウンロードのパケット費用、そんな事を考えると、普通ならデータ化で安上がりになるはずが、普通に本を買った方が手っ取り早くて安上がりになりそうで、現実的じゃなくて諦めまていました。しかも、何時でも何処でも読めるというのは利点ですが、あの携帯の小さな画面で延々と文章を読むのはかなり苦痛です。そして、amazon同様、手にとって細部まで確認する事が出来ないという不便さ。でも、コミックの場合は「試し読み」が出来るので、むしろ書店よりも大きな失敗は無さそうですけど。
携帯小説はそれなりにメリットが有るのかもしれません。そもそも、NintendoDSよりも、電話としてもほとんど役に立っていない僕の携帯こそ有効活用する必要がありそうです。携帯を使わないにしても、今後コミックや小説のデジタル化は進みそうな気がしますが、今のところはかなり若年層をターゲットにしているのと、まだ発刊数が限られているようで、成熟するにはもう少し時間が掛かるかも知れませんが、ちょっとレジに持っていくのがはばかられるコミックなどを買ったり、本棚に並べておくのが躊躇われるものをストックしておくには凄く便利かも?