シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

異常

更新が滞っているのはNintendoDSのエロゲーに没頭しているから、ではなくて、本当にテンションが下がりっ放しだからです。仕事の行く先に希望も見出せず、ボーナス出ても自分の懐が潤う訳でもなく、只々毎日を消化して消耗する日々で、それでモチベーションを高めろなんて言われても出来るはずもなく、そりゃタッチペンでおっぱいでも突かないとやってられねーっつーの>結局やってんじゃん
さて、先日まとめ買いしたスカイ・クロラの小説も4作目まで読み進みました。淡々とした話ですが、なかなかに面白いです。ギターもやりたいし、DSもやらなければならず、でも小説の続きも気になる訳で、テンション低い割にはてんてこ舞いな日々なのですが、小説で描かれる戦闘機のドッグファイトは、活字よりもやはり映像で見てみたいです。3作目のダウン・ツ・ヘヴンの最後で2人のパイロットが市街地でドッグファイトするシーンが有るのですが、飛行機が交差点を曲がっていくんですよ。スカイ・クロラを映画化するという押井監督は、空中戦には宮崎駿監督よりも自信が有ると言っているし、この市街地戦が映画のシーンに盛り込まれるかどうかは分からないけれど、そこまで言う空中戦はぜひ見てみたいです。

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

スカイ・クロラ (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

ダウン・ツ・ヘヴン―Down to Heaven (C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)

そのスカイ・クロラの公式HPにあるREPORTに、監督の長いコメントが有ります。映画に関してとか、若い世代に対してとか、色々書かれているのですが、1つ感心したのは「何者かになるということ自体がモチベーションになっていて、何者かになって何をするかというのが何もない」ということ。目指すべき目標はあるけれど、その先どうするかまでは考えてないってこと。なるほど。
それはアキバ2.0と呼ばれる若い人達に関してのコメントで、押井監督はアキバ2.0なる人達も容認しているのだけれど、そもそも何が普通で何が異常かなんて誰が明確に答えられるというのでしょう。状況や立場が変われば視点も変わり、普通と思っていた事も反対側から見れば異常に成り得るもので、結局何が良くて何が悪いかなんて自分自身が決めなければならない事です。つまり、明確に目指すべきものを見定めていれば、非人道的な行為でない限り、それは周りがとやかく言う事じゃないはずです。
だから、いい歳してNintendoDSでエロゲーに没頭するという少々アレな行為だって、違う視点から見れば「リアルで他人のおっぱい突っつくよりはナンボかマシ」とも言える訳で、自分自身がしっかりとた信念を持って行動すればそれは自分にとって正しい道であると明言出来るのであって、何もエロゲーに対してそこまで力を込めて説明する必要があるのか自分でも疑問なのですが、多分、傍から見れば至極まっとうで普通の生活を送っている様に見える僕とて、自分自身から見れば行く先を見失ってフラフラしている、アキバ2.0以上に普通じゃない人間なんだと思う。