シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

絵本

家族旅行は信州方面だったのですが、ついでに八ヶ岳のアウトレットに寄りました。子供たちを連れて面白そうなお店が無いかウロウロしていると、絵本などを扱うお店があったので入ってみました。
そこで目をひく一冊の絵本。まつむらまさこという人の作品の様ですが、表紙には何ともほのぼのとした「軽トラ」が描かれています。細部まで精密に描写するような絵柄ではないので、それが何処のメーカーの軽トラなのかとか、そもそも軽トラックなのかどうかも不確かなのですが、大きさとか、お母さんが運転しているとか、あおり戸が3開放するとか、ほのぼのとしたイメージとか、そういう所からやっぱり軽トラなんだと思います。
コレほどまでにほのぼのとした軽トラなど今まで見た事がなかったから、その絵本を買おうかと思いました。でも、残念な事にお話の部分が日本語ではありません。英語ですらありません。フランス語か何かでしょうか。タイトルすら分かりません。全く読めませんが、イラストを見て大体のストーリーは想像できます。おそらくストーリーは、

お母さんと女の子が、マーケットに出す商品の用意をしています。お母さんは綺麗なお花で作ったリース、女の子はイチゴとブルーベリーのジャムを作りました。トラックに荷物を積んで、マーケットに出掛けます。商品を並べてお客さんを待ちますが、女の子の作ったジャムを買ってくれる人は居ません。店じまいを始める頃、隣で帽子を売っていた奥さんが、女の子に「帽子とそのジャムを交換してくれませんか?」と、言います。女の子は喜びました。お母さんとトラックに乗って家路につきます。女の子は幸せそうに助手席で居眠りをしています。

と、いった感じ。全く読めないので、イラストからの想像です。
とても良いのですが、読めもしない絵本を買うのもいかがなものか。僕は絵本の棚の前でかなりの間悩んでました。結局買わずに帰ってきたのですが、今思えばそう高い物でもないし買っておけば良かったと後悔しています。あの絵本を見たら、なんだか軽トラックがとても幸せな車に思えたものだから。