シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 名前

仕事から帰ると子供たちが寄ってきて、「パパ!これ見て!」「パパ、休みたいの?」と、言ってきました。何事かと思いきや、奥さんが「脳内メーカー」を試していたらしいのです。で、僕の名前入力の結果が、「休」の縁取りの中に「悲」が1文字だけポツンと。
脳内メーカーというのは、名前等と入力するとその脳内比率をグラフィカルに表現するという画期的なサイトで、ニュース番組で取り上げられたり、はてなの注目URLにランクインしたりしていたので、僕も以前試したことがあるのですが、こんなに寂しい結果ではなかった様な気がします。他の人のケースでは、「金」とか「欲」とか「H」とか「秘」とか、脳内にいっぱい文字が詰め込まれているというのに、僕は「悲」が1文字だけです。
でも、何だかあながち間違ってもいない様な気がします。休みが欲しい訳でもないし「悲」という表現が適切であるとも思いませんが、何というか、虚しさであるとか、脱力感であるとか、やるせない感情に囚われ続けているからです。もしかしてこの脳内メーカー、実は非常に高度な分析能力を有しているのかもしれません。
なんてね。多分、漢字をひらがなにしたり、苗字と名前の間にスペースを入れたり、そんな些細な違いでも結果が大きく変化するんだよきっと。恐らく僕が以前試してみた時は、名前だけしか入れなかったとか、ひらがなで入力したとか、そんな事だよ。と、思い、改めて入力してみると、今度は「欲」の縁取りに「友」が1文字という結果に変化しました。あれれ?同じ文字を同じ様に入力してもその時によって結果が変化するのでしょうか。確かに今は多少気分が良い様なきがしますが、まさか文字入力でその日の気分まで判断できるはずもありません。試しに苗字と名前の間にスペースを入れると、脳内に文字が満たされます。ひらがなでもしかり。翌日改めて僕の名前を漢字で入力すると、「休」の縁取りに「悲」1文字という結果に戻っていました。きっと煩悩を捨て去り悟りを開く運命にある高尚な名前なのでしょう。試しに名前だけカタカナで入力すると「悲」が「H」に変化しました。
一体どんなアルゴリズムで分析しているのでしょうか。バカバカしいんだけど、なんだかとても的確な分析結果の様な気がしてきました(笑)