１００回泣くこと 昔の恋人 雪の夜話 絵描きの植田さん

100回泣くこと (小学館文庫)

★★★★★
レビュー
バイクの話とか、機械モノの話も良かったけれど、それにも増してプロポーズや告白の場面、それに彼女との日常の些細なやりとりが凄く良かった。
ストーリーとしては凄くありがちな話。でもそれだけで終わらない良さがあった。
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昔の恋人 (集英社文庫)

★★★☆☆
レビュー
まんまなタイトルですが、書店で冒頭部分を斜め読みしたら続きが気になって買ってしまいました。
結末はまぁ読んでのお楽しみですが、タイトルから連想するような甘酸っぱい感じじゃなかったです。
まぁ３０、４０の大人がロマンスぶるのも鼻につくし、現実的と言えばそうなんですが、でも３０、４０だからこそせめて物語の中ではロマンスしたい気もします。
読み終わった後何だかどんよりしてしまいました（笑）
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雪の夜話 (中公文庫)

★★☆☆☆
レビュー
あらすじを読むと有り得ないストーリーなのですが、帯の解説には「本書にケレンはまったくない」と言い切っているので物語に入り込めるかと思ったのですが・・
正直タルいです。違和感も有り有り。元々有り得ない話なのですから、宗教的な概念とかつじつま合わせなどどうでも良い様に思えるのですが。
唯一の救いは今僕自身がかなり精神的にヘコんだ状態なので、主人公のくど過ぎる位のクヨクヨさが理解できる事くらいでしょうか。
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絵描きの植田さん (新潮文庫)

★★★☆☆
レビュー
相変わらず優しくて温かい話ですが、何だか物足りない。
前に読んだ「トリツカレ男」が良過ぎたからかな。