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目指すのはジャンガリアンな生き様

 RIDE BACK

コミックのレビューは書くまでもないと思うのですが、意外に面白かったので今回は「RIDE BACK」です。

RIDEBACK 1集 (IKKI COMICS)

RIDEBACK 1集 (IKKI COMICS)

書店で見かけた事もあるので知っている方も居ると思いますが、内容は女の子が主人公のロボットアクション。女の子+ロボットといえば、もうヲタクの王道パターンですね。なので自称非ヲタの僕が読むものではないと購入を見送っていたのですが、ふと立ち寄ったお店の古本コーナーに置いてあって、まぁ僕は非ヲタ(自称)だけど内容をちょっと見るくらいはしてやっても良いぞ。と思って立ち読みしたら、いつの間にかレジに並んでました。
いや、おもろいよコレ。ヲタか否かと問われれば、多分ヲタの分類になる様な気はしますが、ヲタと言うよりはマニアックで面白いです。何が面白いってメカが面白い。ロボットと言いながら操作系はまんまバイクで、搭乗者もバイクさながらに体むき出しで跨って操作してます。バイクのハンドルとペダルだけでロボットが操作出来るのか?なんて事はこの際どうでも良い訳で、まぁザブングルとかニルヴァーシュだってハンドルとペダルで操作してたし、ガンダムボトムズだってしかりな訳で、そんな細かい事は置いといて、そのバイク系のメカが結構実際に存在するバイクメーカーを意識してデザインされていて、あぁコレはホンダっぽいな、とか、BMWフラットツインエンジンだったりとか、KTMやSUZUKI、さらにホンダのモンキーならぬSARUが出てきたりとか、バイクが好きな人なら思わずにやけてしまいます。それがスピード感&躍動感溢れる描写で展開していきます。女の子が主人公というのもバレエと結び付けられていて、あの手の乗り物って理屈よりも結構感覚的な要素が大きい気がするので、バレエとバイクに共通性が有るのかどうかは分かりませんが妙に説得力があったりします。
まぁ、マニアックなコミックには変わりありませんが、バイク好きな人なら楽しめると思います。僕は3巻までしか読んでないけど、既に8巻まで出てるみたい。つーか、アニメ化されんの!?