ＺＯＫＵＤＡＭ

ZOKUDAM

★★★★☆
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あらすじ
三十路過ぎの独身ＯＬと新人君がロボットのパイロットに選任され、謎の怪獣（？）と戦うという設定らしい。（単行本なのであらすじは有りません）
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レビュー
書店で見かけて凄く読んでみたくなったのですが、単行本で高かったしハズレだとショックなので文庫になるのを待っていたら図書館で見つけたので読んでみました。
ＯＬがいきなりロボットのパイロットにさせられるという話ですが、まぁロボットモノにはありがちな設定ですよね。ちょっと年増だけど。コメディっぽくしようとしている所が少々痛々しい感じはしますが、ストーリの展開としては面白いです。ただ、他のロボットモノと決定的に違うのは、ロボットがちっとも動かないという点。ただひたすらに裏方の話が続きます。あぁ、開発とかってこんな風にやってるんだろうなぁって、かなりリアルに（笑）　何となくパトレイバーを彷彿させますが（パトレイバーって良く読んでないけど）、アレよりも更に裏方の話がメインです。だって半分読んでもまだロボット動いてないし（笑）
全然動かないから、ロボットモノの派手な戦闘シーンなどを期待するとかなり肩透かしを食らうと思います。ただ、技術的な視点から物事を見るのが好きな人なら（または妙に冷めててリアリティを追求したくなる人なら）面白いと思います。サンダーバードやガンダムみたいに格納庫から発進！という訳じゃなく、搬出作業で数ヶ月ってあまりにリアルじゃないですか（笑）
はたしてロボットは動くのか？　戦闘の結末は？　パートナーとの恋の行方は？
面白いけど、果たして単行本で買ってまで読むべきものなのかどうかはちょっと微妙。