シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 苦手

前々からバランス感覚が悪いというのは認識していて、そもそもそれが原因でわざわざ大きなバイクからトライアルバイクに替えたのですが、それでもトライアルバイクでスタンディングスティル(バイクを停止させた状態で倒れない様にバランスを取り続けること)の練習を続けて、しばらくは立っていられる様にはなったんです。なんだ。僕だってやれば出来る子。と、思ったんだけど。
そう。しばらくは立っていられるのです。ただ、「停止した状態」から始めると出来るんだけど、走ってきて(動きながら)停止してそのまま倒れずに維持する、という事が出来ないのです。何で?停まった状態から出来て、何で動きながらだと出来ないの? 大体、波状路にしてもトライアル走行にしても、停止した状態からスタンディングスティルが出来たって意味が無い訳で、走ってきて、任意の所で停止して、そのまま維持する、という事が出来なかったら役に立ちません。停止した時にバランスを崩すのか、それとも走行時の体の位置とスタンディングスティルを行う時の体の位置が違うのか。
次女が一輪車の練習を始めました。長女はスイスイ乗れます。大人が真似するとすぐにひっくり返ってまともにのれません。SRCの時に以前地元の警察署で指導してくれていた元白バイ隊員の方と話す機会が有ったのですが、白バイ隊員がバイクを乗りこなせる理由は圧倒的な練習量だと言います。その上で、センスの差だとか、競技の得手不得手等が出てきますが、それとて「センスの差」なのか「練習量の差」なのか良く分からないレベルだと言います。一輪車にしろライディングテクニックにしろ、要は、苦手とか得意とか、出来るか出来ないか、ではなくて、やるかやらないか。やる意欲があるかどうかという事なのでしょうね。
ただ漠然と乗るよりも、明確に目指すべきものがあって、それに向かっている方が楽しいです。フロントアップは少し慣れてきました。確実なフロントアップと走行中からのスタンディングスティル、それが今の目標です。そんな訳で、トライアル、地味だけど楽しい。