GWに入った途端に風邪ひきました。久しぶりにツーリング行こうとか、先週は雨で走れなかったからランニングしようとか、そんな思惑をことごとくフイにしてくれて、快晴の休日に独り布団の中でウンウンいってます。
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- 作者: 瀬尾まいこ,小池アミイゴ
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/03/20
- メディア: 単行本
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あらすじ
大阪のコテコテの中華料理屋の2人の息子の青春ストーリー。単行本なのであらすじはありません。
レビュー
図書館で適当に借りた小説ですが、面白かったです。特に兄ちゃんの話が良かった。賢くて何でもそつなくこなす一見クールに見える兄ちゃんが、実は色々苦悩していた辺りとか。事前に練習しておきながら本番で失敗したり、面白い事を言わなければいけないという強迫観念に駆られたりとか、共感する所が多いかな。逆に豪快な弟の方は少々作った感が有る様なきもします。でもまぁラストも良い終わり方じゃやないでしょうか。単純に面白かった。
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- 作者: 黒田次郎
- 出版社/メーカー: パレード
- 発売日: 2008/11/12
- メディア: ハードカバー
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あらすじ
人生のたそがれ時に差し掛かった話。単行本なのであらすじはありません。
レビュー
図書館で適当に借りた本です。薄い短編集なので読みやすいです。作者は岐阜の出身らしく、僕が住んでいる辺りの描写も少し出てきます。
定年世代が歯科医に恋をして・・って話で、過去を振り返りつつ話が進みますが、歳を重ねたからこその慎み深さというか、劇的な展開とか、感動的な展開とか、運命的な展開とか、そういう都合のいい話にはなっていません。その分読みやすいですが、印象は薄いかも。中年世代の話なら「秋の花火」が僕は好きかな。