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目指すのはジャンガリアンな生き様

 伊吹山ヒルクライム2015










お詫び
ヒルクライムやる様なガチのチャリダーの参考になる様な事は何一つ書かれていません。
ページビューがいきなり普段の10倍になって、苦節10年。ようやくことけけさんの素晴しさが世に知れ渡ったんですね。な訳なくて、伊吹山ヒルクライムだよ。検索すると出ちゃうんだよ。このいい加減なブログが。つーか、一生懸命書いた山登りの記事(しかも外部サイトから誘導)の数倍もアクセスが有るなんて、どんだけ自転車好きなんだよ!


以下本文




伊吹山ヒルクライム2015に参加してきました。
今年は積雪量が多くて除雪が間に合わず、コースが短縮されています(14.9km→10.7km)。




山登りとヒルクライム(自転車)は何となく似ている様な気がして、兄から譲り受けた自転車ではもっぱら上ってばかりいた。自転車で坂を上る、しかも山道を上るなんてとても理解される様な行為じゃないんだけど、自転車ブームと相まってヒルクライムレースも過熱してる。今回も3千人を越える参加者が走った。
3千人も押し寄せたらさぞかし混雑するだろうな。人ごみでごった返すの嫌だな。って思ってたんだけど、前日の土曜日に事前受付を行っていて、全然混雑しなかった。しかも前日に受付を済ませると、当日優先的に近い駐車場に車を停める事が出来る。でも事前受付が出来る人って比較的近い人か、相当気合入って前日から乗り込んできている人達だろうから、当日の朝に遠方から参加する人達は必然的に遠い駐車場になってしまって何だかフェアじゃない気がしたけど、本気で走る人はスタート前からかなりウォーミングアップしているからちょっと位駐車場が離れたところでさして問題じゃないのか。


THKの関ヶ原工場の駐車場をお借りした。天気予報は晴れだったのに、山はガスってる。でも晴れて良かった。雨のヒルクライムなんて罰ゲーム以外の何物でも無い。朝は駐車場でも寒い。






受け付け会場からスタート地点の伊吹山ドライブウェイ入口ゲートへ。MTBクラスは、一番最初にスタートするエキスパートクラスの1分後、2番目スタートになる。あぁなるほど、遅いもん順って事か。って事は、スタート後にばんばん抜かれまくる訳ね(-""-;) なんちゃってチャリダーの僕はどうせ上位に入る事は無いから全く緊張感が無い。坂が上れりゃ良いや。






MTBクラスには今年39人がエントリーしている。MTBでお茶を濁す感じかと思いきや、いや、待て、こいつら本気だよ。痛シャツ着てるけど、仲間内の会話聞いてるとこの人達本気だよ。本気なのにブロックタイヤ(オフロード用のイボイボタイヤ)履いてる。






ゴール。さすがに競技中に写真撮る余裕は無かった。MTBクラスの半数位はガチなチャリダーだった。スタート直後から速度が全然違って、終盤バテて落ちてくるかと思いきや最後まで関わる事が無かった。あと、60歳以上クラスとかフェミニン(女性)クラスにも抜かれまくり。実際に速い人と走るとハンパ無いのが分かる。みんな平地と変わらない速度で上っていく。







続々と上ってきますよ。みんな好きよね。






タイムは計測タグにより集計されて、ほぼリアルタイムで更新される。ゴール後自分の順位がすぐに分かる。僕の順位は22位/39人。何とも微妙な真ん中辺り。僕のタイムが56分に対しトップは34分で走ってる。20分前にゴールしてるよ(*´Д`)=з ロードバイクと変わらないじゃん。






今回はドライブウェイの終点まで行けなかった。向こうに春日から登る登山道が見える。登山道出合いよりもかなり手前だった。






健闘をたたえあう仲間も居ないのでそそくさと下る。この日の為にハンドルバーに付けるカメラマウント買いました。

MINOURA(ミノウラ) カメラマウント [VC100-S] ル・コード Sサイズ φ22-29対応

MINOURA(ミノウラ) カメラマウント [VC100-S] ル・コード Sサイズ φ22-29対応

この手の商品って安物はすぐに壊れたりカメラが落ちたりとか聞くんだけど、これはかなりしっかりしてる。






意外に良く撮れてる。下りは楽チン。ひゃっはー!






まだまだ上ってくるよ。この辺りの集団は見た感じ僕と変わらないレベルかな。






晴れてよかったねー。気持ち良いねー。






桜も咲いてますよ。誰も見てないけど。






あっという間にゲート着。お疲れ様でした。





こてんぱんに打ちのめされるほど遅くも無く、上位を狙えるほど速くも無く、何ともコメントし辛い微妙な順位だったんだけど、普段走る事が出来ない伊吹山ドライブウェイを自転車で上れるっていうのは面白いかな。あと、本当に速い人を間近で見ることが出来たというのも良い経験だった。本当に恐ろしいほど速い。
こんな調子だから来年も参加するかどうかちょっと微妙なんだけど、とりあえず今後の為の覚書き。
・勾配はキツくない
ドライブウェイだから極度な勾配にはなっていない。池田山の方がよほどキツい。だからと言って速く走れる訳じゃ無いけど、アベレージは上がるから遅くても自転車漕いでる感じはする。池田山は歩いた方が速いんじゃないかと思う時が有るから。
・MTBクラスもガチだけどオススメ
上位はマジで速い人。自転車がMTBだというだけの違い。ロードバイクと比べると明らかに不利なはずなのにあえてMTBで走るなんて漢。あ、でもちらっと聞いたけど車体はかなり軽かった(笑)
ロードバイクの40代クラスなんて参加者ベラボーに多いからレース中もぐちゃぐちゃになっちゃうみたいだけど、MTBクラスは空いたコースをマイペースに走れるからかなりオススメ。
・思ったより混雑しない
事前受付と駐車場優先のお陰で混雑しない。早めに家を出たけど早過ぎて暇だった。もっとギリギリでも充分だった。
・手荷物に食べ物
スタート前に手荷物を預けてゴール後に受け取るんだけど、防寒着しか用意していなかった。ゴールは昼近くになるのとハードな運動した後なので腹が減る。
・スプリントレース
山道を延々と上る競技だからエンデュランス的なイメージ持ってたんだけど、そこそこ速い人だとフルコースで1時間位?、10km地点なら40分位?、そうすると競技時間的にはもう完全にスプリントだよね。僕に足りないのは筋力だよ。もう圧倒的に足りない。







後で他のクラスのリザルトをちょこっと見てみたんだけど、僕のタイムだとほぼビリだよ(´_`。)  ロクに自転車漕いで無いのにヒルクライムに出ようなんて無謀なんだけど、大した混雑も無く、半日で終わるし、たまにはこういうのも良いかもね。来年も出るかどうか微妙だけど、晴れれば結構楽しい。あと、仲間が居ると楽しいかもね。
自転車やってる人には何の情報にもならないけど、これから走ってみよう、走ってるけどヒルクライムやってみようかな?っていう人には何か参考になるかも?っていうか、そういう人が居ないとめっちゃ敷居高いやんけ。