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シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 デビクロくんの恋と魔法 中村航

レビュー








デビクロくんの恋と魔法

デビクロくんの恋と魔法

書店員・光には、絵本作家になりたいな、という漠とした夢があった。恋に関しては、だいたい相手から告白されて付き合うが、「やさしいんだど……」といわれて最終的には終わってしまうパターンが続いていた。そんな光には、「デビル・クロース」、略して「デビクロ」という謎キャラに変身して、「デビクロ通信」なるイラスト入りのメッセージを添えた手製ビラを、ポストなどに無差別に撒くという意外な一面が。そんな光に思いを寄せる実家の鉄工所で働く溶接女子の杏奈の好意に気づくことなく、ある日、光は彼女に運命の人が現れた話を嬉々としてしまうのだが――。この冬読みたくなる、ミラクルなラブストーリー。
★★☆☆☆





レビュー
確か昨年末に映画が公開されていたんじゃないかと思うんだけど、何だ。このいかにもB級っぽい映画は。こんなの誰が観に行くんだ?って思ってたらウチの子供が観に行ってた。ジャニヲタのおばちゃんに連れられて。あぁ、そういう需要が有るのか。
と、いうのはさて置いて、そんな映画の原作は中村航だった。それなら読んでみようかなって、先日の「僕は小説が書けない」のついでに借りてきた。

僕は小説が書けない

僕は小説が書けない

これはどうなんだろう?っていうのが正直な感想。冒頭部分からオチが予見できてしまう中で、いかにラストに持って行くんだろうと思いきや、ちょっとそれは無いんじゃないの。これでは、「こっちがダメだからあっちにしよう」的な展開だし、想いに気付くのも唐突過ぎるし。全然黒くないし。もっと優柔不断でだらしなくて嫉妬深くても良いのに。
中村航の小説って、何というオチが無くてただぼんやりとしたまま終わってしまう、という感じで、でもそれはそれで僕は好きだったんだけど、どうも最近は起承転結がはっきりしている代わりに今までの「ぼんやりとした雰囲気」が無くなってしまった様に感じて残念な印象。






余談
以前からこのブックカバー欲しいなと思いつつ
seto ホホンガ