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目指すのはジャンガリアンな生き様

 サスペンションポンプ GIYO SG−02









自転車用のサスポンプ買った。サスペンションポンプ。

僕が漕いでるシュウィンのMTBにはRockShoxのSIDというフロントサスペンションがついているんだけど、MTBのサスペンションってバイクと違ってエアサスなのね。コイルスプリング(一般的なバネ)ではなくて、空気が圧縮される時の反発力をバネとして利用してる。金属製のバネが無い分軽量になるんだけど、空気圧をきちんと管理しないと本来の性能を発揮しない。オーナーの兄は随分乗ってなかったしサスのメンテナンスについて言及していなかったって事は空気圧管理もしていなかったんじゃないかと思う。僕が譲り受けてからも何も触って無いから、エアーは抜けちゃってるんじゃないか。
サスペンションには大抵米式バルブ(車やバイクのタイヤと同じ)が付いているらしいから別にシビアな管理ではなく一時的なら普通のタイヤ用空気入れでも入れられるんじゃね?って思って見てみると、うむむ・・バルブがへっこんでるんだけど・・・。どうやらRockShoxのSIDだけは変な構造になっていて、専用のアダプターが要るらしい。米式バルブのネジはかなり特殊なネジで、自前で加工する事も出来ない。困った。これではエアーが入れられない。ネットで探すとサスペンションポンプは色々売ってるんだけど、RockShoxのSIDにはそのままでは使えない。





色々調べた結果、GIYOっていうメーカーのSG−02というサスポンプにはRockShoxのSID用アダプターが付属する事が分かった。でもこれは古いモデルなのか、品切れが多い。在庫があるGS−02Dというポンプにはアダプターが付属しない。何とか探して買ってみた。






これがRockShoxのSID用アダプター。これでエアーが入れられる。サスペンションのエアー圧はシビアで、アンチエアーロス金具(バルブからポンプを外す時に「プシュッ」っと抜ける僅かなエアーで圧力が変化するのを防ぐプシュっと言わない金具)を使うのが一般的らしいんだけど、GS−02はアンチエアーロス金具じゃない。でもこのアダプターを買った様なものだから別に良い。そもそも抜け切っちゃったサスに対して「プシュ」位は大した事無い。このアダプターが有れば、他のアンチエアーロス金具のポンプが使えるんじゃないか?って考えたんだけど、アダプターを介している分バルブコアが奥になってしまうから構造上無理っぽい(未確認)。






これでサスペンションのエアー圧が管理出来る。ポンプの確認の為に少し入れてみたんだけど、サスペンションのエアー圧は1〜2kg位だった。ほぼ抜け切ってる感じ。正規の圧力入れてどれ位変わるか漕いでみたい。
RockShoxのSIDのお陰でえらく苦労したんだけど、でもこのサスペンションだからこれだけ軽量なのかもしれない。フロントサスペンション付きのまともなMTBで車重が10kgっていうのはかなり軽いんじゃないのかな。そりゃあ際限無く金を使えばもっと軽くなるだろうけど、ちょっと漕ぐ分には充分過ぎる。
サドル替えたりサスポンプ買ったりしてる割には全然漕いでないんだけど。







サスペンションポンプは資材ネット通販のモノタロウで買った。もっと安いショップも有ったんだけど注文確認メールが来ないとか、ネットショッピングに不安を感じる所も有って、一応名の知れた大手?にしといた。業者向けサイトだけど、個人事業主登録で個人でも買える。後日カタログが送られてきた。色んなパーツや工具が載っていて面白いんだけど、このカタログはバイク&自転車に絞られてる。もっと変な資材とか工具が見たかった。











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