シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

 ヤケっぱち焼岳 新中の湯ルート









※コースタイムや状況、使用道具類等の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠ける物です。参考にされる場合は充分注意して下さい。





2015年10月24日(土)晴れ
焼岳に登る






08:00 登山口 微風 7℃
09:55 焼岳北峰 やや風強い 6℃
12:20 登山口 微風 12℃











駐車場発〜駐車場着 9.4km 4時間20分(休憩含む)
駐車場標高:1619m 最高点:2393m 標高差:774 累積標高登り:m
道中の飲料水 0.7L(お茶0.5L コーヒー0.2L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー(未着用) 防水防風パーカ(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(厚)
靴 トレランシューズ
他 グローブ





久しぶりにメジャーな山のメジャーな登山道を歩く。本当は焼岳に登るつもりじゃなかったんだけど・・・




アクセス
岐阜方面からだと国道156号を北上。郡上八幡で国道472号へ(高山方面の標識有り)。道なりに進んで県道73号へ(せせらぎ街道)。高山市街を抜けて国道158号へ(平湯温泉方面)。安房トンネルに入らず、安房峠へ。安房峠を越えてつづら折れの途中に登山口が有る。登山口付近に10〜20台程停められる。停められなければ邪魔にならない位置に路駐。
高速を使うなら東海北陸自動車道の飛騨清見ICを経由し、高山西ICで国道158号へ。






今回のルート
山旅ロガーでGPSのログを取り、カシミールで表示させています。ログが一部おかしくなっているのであまりアテになりません。
焼岳に登る一般的なルート。






焼岳は人気の山だから、既に登山口付近の空地は満車。路肩に寄せる。登山なのに何故か自転車積んでる。8:00にスタートできた。まずまず。






登山口は空地の斜面側。赤いコーンの所。焼岳は人気の山だから登山者多くて困らないと思う。






序盤は歩きやすい樹林帯。急登も有るけど長くはないので歩きやすい。趣のある林の中を抜けていく。






林を抜けるとバーン!と荒々しい岩山が飛び込んでくる。すげー!  すげー登るんじゃね?(-""-;)






谷の左手をトラバースしてく。






岩肌を登山道が登っていってる。蒸気が噴出している辺りに登山者が見える。






噴気孔(北峰と南峰のコル)までもう少し。






噴気孔来た。こんな近付いて良いの?っていう所を登山道が通ってる。






コルからお鉢。何も知らずに来たけど、かつての噴火口らしき窪みが有って池が出来てる。






コルから焼岳南峰。うわー登ってみてー!って思ったんだけど、登攀禁止になっている。






池の脇に大きな穴が。近寄れないので深さが分からない。






コルの噴気孔。すぐ近くまで近寄れる。こんなに近付いて良いのかなぁって思いつつも、せっかくだから覗いてみる。硫黄臭が凄い。






南峰からぐるりとお鉢巡りしたら面白そうなんだけどなー。





コルの噴気孔脇を抜けて、岩場をトラバースしていく。丁度焼岳北峰の下を巻いて行く感じ。






岩場をぐるりと巻いて、岩場を登っていく。結構な岩場なんだな。






2時間程で焼岳北峰着。すげー!馬の背みたいなキレッキレの岩場が有る。行ってみたいなー。でもあそこも立ち入り禁止なのかなぁ。噴気孔の方が余程危ないんじゃね?って思うんだけど・・・






焼岳北峰から穂高連峰。霞んでるけど良い眺め。撮影機材を持ち込んでいる人をちょくちょく見かけた。登るのもさる事ながら、素晴しいロケーションから撮影するには良い山なんだろうね。行程に余裕が有るから西穂高へ向けて縦走路を歩いてみようかと思ったものの、あまりにもえげつない高低差を目の当たりにして止めた(-""-;)。とんでもなく下ってる。






焼岳南峰もお鉢巡りも無理そうだから、東寄りのピークへ行ってみる。振り返って焼岳北峰。なかなかの岩っぷり。中腹辺りを登っていく登山者が見える。ルートは見た目の印象ほど険しくはなかった。






焼岳南東の小さなお鉢。これならお鉢巡りしても咎められないかな。






南東のピーク。噴気孔で黄色になってる。






コルの大きな噴気孔以外にも、至る所から噴出している。






小さな噴気孔は触れる程近くで観察出来る。こんなのがあちこちに有る。






焼岳の南東の小さなお鉢。






南東方面は非常に険しくてとても歩けそうな斜面じゃない。






コルと大きな噴気孔。真ん中辺りに見える筋が登って来たルート。






焼岳の南西方面は良い感じの緑の尾根。あっちはルート無いみたい。






焼岳の南の尾根を歩いてきて、途中から下りて登山道に戻ろうかなって思ったんだけど。下れそうなんだけど、登山者が多い山で変な所を歩くのははばかられるので、コルまで戻る事にした。






コルに向かっての登り返し。尾根下った方が楽じゃね?






コルまで戻って焼岳のお鉢。お鉢マニアにはたまらんなぁ(*´Д`)=з






焼岳の南東の岩尾根。あの先っちょまで歩いてみた。尾根の先端は急峻で歩いて登り降りするのは無理そう。尾根の途中から登り降りは出来そうだけど、人気の有る山だからちょっとはばかられる。






ルートを下る。登山者多い。






開放的で気持ちの良いルート。






樹林帯付近まで下って来た。変化に富んで面白い山だった。






森林浴の様な林の中を抜けて






下って来た。車は多かったけど、思ったよりは多くなかった。御在所ほどではない。






駐車場から穂高連峰が見える。壮大だね。








ルート
焼岳 新中の湯ルート
登山者は多く、明瞭なルート。序盤は林の中を進み、取り付いてから岩の斜面を登る。こんなんな個所はほとんど無いものの、焼岳山頂付近は岩場のトラバースや登り降りが有る。
変化に富んだルートなのと、標高差や距離がさほどキツくない事、山頂からの眺望が素晴しい事など、人気が有るのがうなづける。個人的にはお鉢巡りが出来なければ再び登りたいとは思わないけど、子供や初心者を連れて登るなら候補に挙げても良いと思った。
焼岳は活火山で、ヘルメットを持って行かなかった事を後悔した。ヘルメットを被っている人、所持している人は道中で3、4人位見かけた。岩場を歩く事と、活火山である事を考えるとヘルメットは必要だと思う。


参考
次週にもう一度登りました
http://singlesmile.hatenadiary.jp/entry/20151101/p1






感想
本当は乗鞍岳に登る予定だった。乗鞍スカイラインを自転車で上り、畳平から登山というスタイルを予定していたんだけど、ゲートで「自転車は通れません」と言われてしまった。強風か霜の為か、自転車だけ通れないとの事。しばらく待っていれば通れるかもしれないけど、いつ通れるようになるかは分からないというので、急遽予定を変更して焼岳に登ることにした。なので事前に何も情報を集めていなくて、多分登山口はこの辺りだろうって見当をつけ、地図も持たずに登ってきた。登山者が多い人気の山だから迷う事はないだろうと思うものの、事前の準備不足は否めない。
登った感じでは、良い山だと思う。変化に富んでいるし、距離も標高差もほどほどで、子供を連れて登っている人も見かけた。ただ、ソロで歩くには少々物足りない。もう少しガツンとしたイベントが有るか、ハードな距離や標高差が有れば良いけど、かと言って西穂まで歩けるだけのスタミナも無く、中途半端な印象。誰かと一緒に歩くなら良いかもしれないし、人には勧めやすい。