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 携帯キャリアの料金の不満とMVNO(格安SIM)の勧め










以前家族のスマホをMVNO(格安SIM)に変更したという記事を書いたんだけど。
http://d.hatena.ne.jp/single779/20140901
http://d.hatena.ne.jp/single779/20140810
それを読んでウチでも料金を抑えたい、という人が居た。それで、少し思った事。




MVNOに変えてしまってからキャリア(docomo au softbank)の料金には全く関心がなくなってしまったんだけど、今はおおむね6千円〜7千円位といった所かな。
各社比較
http://kakaku.com/keitai/article/smartphone/price.html
各種割引を利用すればもう少し下がるかもしれない。1回線当たり6千円程度なら、僕としては携帯キャリアの料金が異常に高いとは思っていない。携帯電波の人口カバー率99%っていう事は、通信設備の数も増える訳で、アンテナだけじゃなくそういう設備全体を維持していくには大変な労力と金が掛かるって事は想像に難くない。
それに加えて、ドコモに関してはMVNOに対して回線を提供してる。ドコモの回線や設備が使えなければMVNOのサービスは受けられない。auは少数ながらMVNOのサービスが出てきているけどまだ一部である事とか、ソフトバンクもYMobileが提供するのみって所を見ると、ドコモはまだ良心的なのかもしれない。





それでも尚僕がキャリアとの契約を止めたのは、各社がいかにもユーザーを馬鹿にした割引サービスを展開し続けていたから。長期間使っているユーザーや、新規契約者には大した割引は無いのに、他社からの乗り換えには大幅な料金サービスとキャッシュバックまで貰える。2年縛りの違約金を支払っても尚キャッシュバックで多大な利益が出るっていうのは、どう考えてもおかしい。それで恩恵を受けているのは、携帯会社には利益をもたらさない乗り換えユーザーってのは歪んでいる。携帯ショップではユーザーにメリットの無いオプションやサービスを勧められ(ショップが悪い訳ではなくキャリアの意向だろうけど)、真面目に普通に使っているユーザーが割を食うってのは釈然としない。娘の高校進学を機に子供の分を新規契約しようと思ったら、各社揃いも揃って乗り換えユーザーは盛大なサービスが受けられるのに新規は無しっていう余りにも理不尽な対応で、そりゃ国も是正勧告するよ。それでもう絶対にキャリアの携帯など契約しないって思った。



ただ、そんな異常な状態にも関わらず、僕の周りでのMVNO利用率はかなり低い。今現在ドコモを使っている人なら今のスマホの環境を全く変える事無くMVNOに変更出来るし、ドコモユーザーじゃなくても難しいってほどのものじゃない。もっと利用すれば良いのに。そうすれば、キャリアも正常な料金体系に変わっていくかもしれないのに。最近はMVNOに関する記事も多いから、まだキャリアを使っている人は一考してみると良いと思う。