僕は自己啓発的な本が嫌いなんだけど、どういう訳か手元に有るのです。そして、どういう訳かそれを読んで、どういう訳か感想を書かねばなりません。どういう本なのかは書くことが出来ませんが。
内容は可も無く不可も無くという印象で、要はネックになってんのはお前じゃね？って事に気付けよ的な事が書いてあるんだけど、分かってるよ。そんな事は。分かってるけど、じゃあどうすれば良いんだよ。自己啓発本って当たり前の事をちょっと穿った視点からさも素晴らしい発見のごとく指摘して「あぁ！そうだったんだ！」って気付かせるものの、じゃあそこからどうすれば良いのか？という肝心な部分が具体的に解説されてない。解説されていても、もやっとして抽象的だったり。だから何となく分かった様な気がして何となく変われる様な気がするだけで結局何も変わらなくて、元々そういう事に気付いている人が読んでも全然面白くない。
結局、僕の考え方はおおむね間違ってないね的な事は分かるものの、だからといって僕が素晴らしいリーダーシップを発揮しているとは到底思えない。だから、じゃあどうすれば良いんだよ？ というか、こういうのってもう性格的に得意不得意って絶対有ると思う。本読んでどうにかなる位なら誰も困らないって。
などという感想はさすがに書けないよな。
