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目指すのはジャンガリアンな生き様

 ゲーム機バキバキ事件と子供が乗っていますステッカーに思う










バイオリニストの高嶋ちさ子が我が子のゲーム機をブチ壊した事で炎上気味な様子ですね。
よその家庭の子育てなど勝手にやってくれと思うものの、以前とあるTV番組で氏が車に張る「赤ちゃんが乗ってます」ステッカーについてボロクソ言っていたのを思い出した。赤ちゃんが乗ってますステッカーの効果であるとか是非であるとか、そういう事を論じるのならまだしも、もうすがすがしいまでに完璧にこき下ろしていた。僕は丁度その時期子供が小さくてマイカーにステッカーを貼っていたので思った訳なんだけど、あぁこの人と議論するのは無理だろうなと思った。この人は子供が居ないからそう思うんだろう。でも、もし子供が出来たなら今完璧に否定していた事などすっかり忘れて肯定したりするんだろうな。と思った。毒舌とはまた違う。自分の意見や価値観は絶対で他人の意見に耳を傾けない人っていう印象。それ位じゃなきゃ一流のアーティストとしてはやっていけないのかもしれない。それはそれで良い。でも、良い母親か?と問われたら違うんじゃないかと思う。氏の「母親としてのコラム」を有難がる出版元や読者の気が知れないし、まして仕事でもないのに家族の事をネット(ツイッター)に垂れ流すってのもどうなのよ。自分の事ならまだしも家族の事をバラ巻くのって、身内にしてみたら嫌悪すると思うんだけど。
音楽家だから仕方ないのだろうけど、音楽絶対主義っていうのは何だか子供の個性や可能性を狭めてしまっている気がする。お金有るんだから色んな事やらせてあげれば良いのにと。ダウタウン浜田雅功の息子が超絶ベーシストになったように、子供がどう化けるか、またどうコケるかなんて分からないじゃない。好きな事にとことん打ち込める環境は素晴しいし、それが許される人生は幸せだと思う。まぁ子育てに正解は無いし、余計なお世話なんだけど、この歳になると「人生は一度きり」っていう事実を切実に感じるものだし、それは自分自身だけではなく当然自分の子供に対しても言えるって事なんだよ。
自分の子供は、出来ることなら笑っていて欲しい。