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目指すのはジャンガリアンな生き様

映画 MERU

 

 

 

雪が降る中、名古屋まで出かけて映画観てきた。

meru-movie.jp

ヒマラヤのメルー峰という山に登るドキュメンタリー映画。ネットで紹介されていて観てみたいと思っていたんだけど公開している最寄りの映画館が名古屋しかなくて、年始でバタバタしているうちに公開終了・・・。あぁ観損なった。あんなマイナー映画、もう観る機会は無いだろう。ってがっかりしていたら、再度別の映画館で上映スケジュールが組まれていたので、早速観てきた。

内容は、外人のおっさん3人組が延々と山を登る(山と言う様な生易しいものじゃない)というもの。ネットでの紹介では単なるドキュメンタリーではないと言われているものの、山に(特にクライミングに)興味が無い人にとってはやっぱり単におっさんが延々と壁登ってる映像でしかないと思う。ただ、そこにはもの凄い臨場感と緊迫感が有る。なんてことはない小さなスクリーンだけど、まるで4DXの様な臨場感。マイナス29℃の映像は寒気すらするし、切れ落ちた岩壁は縮み上がる。どうせ最後は登頂するんでしょ?って分かっていても、映画「エベレスト3D」や「エヴェレスト 神々の山嶺」とは一線を画す緊張感と臨場感。

1800円払っても観て良かったと思う。でも、今東海三県で公開しているのはこのイオン名古屋茶屋しか無いにも関わらず、鑑賞しているのは僕を含めて4人だった。そういう映画だから、家族とは一緒に観ずショッピングモールで待っていてもらった。イッテQ登山部の視聴率が良いのはイモトとTVだから無料だからという事なのか。何もかもを自分たちだけでやらなければいけないというのはとてもストイックに見えるものの、クライミングの本質なんじゃないかと思った。予告映像では命知らずな無謀なチャレンジをイメージさせるけど、実際はとてもクレバーな判断をしている。何だか誤解を与えそう。

イオン名古屋茶屋で公開してくれたのは良いけど、この会場も2/24(金)まで。観に行く人も多くは無いだろうけど、興味が有る人はお早めに。

 

 

アイガー北壁をフリークライミングで行っちゃう画像もおすすめ。


Ueli Steck High-speed clumb on Eyger (the Alps, Switzerland)