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HONDA CT110ハンターカブ 電装12V化とトラブルシュート

 

 

 

エンジン掛からないハンターカブ。12V化キットが届いたので組んでみる。

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ハンターカブ用をヤフオクで購入。レギュレーター、ウインカーリレー、ホーン、バッテリーと、ハーネスのキットが7980円。+電球セットが2000円で1万円弱。必要なのはレギュレターとウインカーリレー、ホーンなので、自作すればもっと安価で出来るだろうけど、車種ごとにキット化されていると互換性や組み付けで悩む手間は省ける。もっと高いキットもあるし、もっと安いのも有るけど、信頼性と価格のバランスを考えると悪くない。車種専用にキット化されているから組み付けは簡単。この程度で済むならとっとと12V化した方が良い。

 

それはともかく、レギュレーター等を交換したにも関わらずスパークしない。人の意見を鵜呑みにするとハマるっていうのは仕事で散々経験してきたんだけど、やっぱり自分でトラブルシュートするべきだった。でもトラブルに関わらず12V化しといた方が便利だし、ついでだし。とりあえず原因を突き止めないと。

 

 

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ハンターカブの電気回路図。IGNITION CONTROL MODULEっていうのがCDI。レギュレータは交換したし、イグニッションキーも動作しているので、スパークしない要因として考えられるのは、ピックアップコイルの不良かエキサイタコイルの不良か。IGNITION PULSEというのがピックアップコイルだと思う。点火のタイミングを取っている部品。テスタで導通を調べると導通が有るのでこれはOK。次にALTERNATORの所の右側のコイルを調べる(赤丸の部分)。これはエキサイタコイルで、スパークさせるのに必要な電気を発電するコイル。黒/赤のケーブルとアース間で導通を調べると、あれ?導通がない。念の為にチャージコイル(ALTERNATORの真ん中)を調べると、これは導通が有る。エキサイタコイルの不良っぽい・・・。ジェネレーター(発電機)に関してはこのサイトの説明が詳しくて分かりやすい。

原因は分かったけど、コイルを調べるにはジェネレータカバー(エンジン左側面のカバー)を外さなければいけない。カバーを開けるとオイルが出てしまうし、戻すにはカバーのガスケットが必要になる。面倒くさい。しかも、どうやらハンターカブのコイルは既に欠品らしい。断線程度なら良いけど、コイルが焼損していると困った事になる。流用出来るカブのジェネレーターとか有るんだろうか。ハンターカブの情報ってあんまり出てこないんだよね。

 

カブは良いバイクだと思うしパワフルなカブとしてハンターカブは魅力的だけど、修理やメンテナンスに必要な部品が手に入らないのは勘弁して欲しい。外車でもないのに、そういう余計な所で苦労したくない。パーツリストもサービスマニュアルも無い。前オーナーが修理せずに新しいカブを買ったのは正解だと思う。ただレアなだけで、足に使うとかツーリングがメインならハンターカブはお勧めしない。

金掛けてしまった以上は何とか直したいけど、直せるかなぁ。

 

 

今回の出費

12V化キット 7980円

12Vバルブセット 2000円

送料 756円

計 10736円