とりあえずエンジン掛かったハンターカブ。でも他にも問題が。
マフラーのエキパイ部分が腐食して折れそう。ハンターカブ特有の持病らしい。ヒートガードを固定している部分に石綿状のスペーサーが使われているんだけど、それが水分を吸って錆が進行するらしい。スペーサーの内側部分で進行するから気付いた時には穴が空いてるとか、そういう感じ。オーストラリアなら乾燥してるから錆びないのかもね。
で、どうすんのよコレ。前オーナーはアルミテープでぐるぐる巻きにして無理やり使ってたみたいだけど、今にも折れそう。溶接修理するには薄肉と腐食、更にRがキツくてで難しい。新品買っても1万円くらいなんだけど、何とか安価に直せないものか。
マフラー補修用パテで埋める。ただ、パテは乾燥後に硬化するので振動や衝撃で割れる。アルミメッシュで補強したけど、アルミメッシュごと割れる。
な訳で、半割にしたパイプで外側から更に補強してみた。ここまで悪化したら、いっそぶった切って他車種のサイレンサーを移植するなどした方が面白いんじゃないかと。
更にヒートガードの固定ビスが焼き付いて外れない。グラインダーで頭を削り取ってみたけど、微妙に奥まっていて削りにくい。ヒートガードやエキパイフランジのボルト&ナットは一度全部外して焼き付き防止剤を塗布して組み直した方が良い。いざ修理やメンテする段になって作業が非常に困難になる。
全体に錆止め塗装して組み直す。耐久性は実際に走ってみないと分からない。ダメなら新品買わないといけないかも。錆が進行する前に対策しとくべき。ちなみに、ステンレス製の社外マフラーも売っているけど5万円くらいする。しかもほぼ同じデザインで。ステンレスは魅力的だけど、5万円出すならこんな感じのサイレンサーが欲しいな。
ついでに、ちょいとモディファイというか加工しとく。サイレンサーエンドにディフューザー(排気口を絞る消音パイプ)がついてる。+ビス1本で固定されているだけなんだけど、ビスに点溶接してあってドライバーでは緩められない。
点溶接をグラインダーで削るとビスが外せる。ビスを外すとディフューザーが引き抜ける。マフラー交換しなくてもちょいと図太い排気音になるし、戻したければビスで固定すれば良い。
まだちょくちょくモディファイの予定が有るんだけど、とりあえずナンバー取らないと。前オーナーと市町村が違うので、名義変更ではなく一旦廃車してから再度登録しなきゃいけない。役場手続きって会社員には時間的に難しいんだよね。